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CITY LIGHTS:vol.3 豊岡の食
小学2年生の時に『料理の鉄人』を見て料理人になると決め(笑)、高校卒業後は神戸の料理専門学校に進学したんです。卒業後は地元・豊岡に戻り、いろんなお店で働かせてもらったんですが、その中でも養父市にある「TANIGAKI」で働いた経験が今に繋がる一番のきっかけです。
「TANIGAKI」は居酒屋さんなんですが、地元の生産者さんとの関係をすごく大切にされていて、食を通して但馬の魅力を発信されているお店なんです。ここで働いていた時に生産者さんと話したり、現場(圃場など)に行かせていただいただいたり、というのを何度も繰り返したことで、地元食材のよさを再認識したというか。たまに生産者さんが育てられた野菜などを調理してその場で食べてもらうと、「こんな形で出してもらえたらうれしい」なんて言われると、やっぱりアガっちゃいますよね(笑)。生産者の顔が見える食材が使えるのは、やっぱりいいなーって。生産者さんの思いを料理という形で伝えたいなと思い始めたのはそこからですね。

こちらは“CITY LIGHTS 豊岡”の記事です。