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北海道限定『サッポロクラシック富良野VINTAGE』の魅力を生産者に聞いてみた!

北海道は、サッポログループのルーツ「開拓使麦酒醸造所」が誕生した特別な地です。北海道の皆様への感謝を込めて毎年送り出している生ビール『サッポロクラシック』シリーズは、現地で栽培される原料にこだわって醸造しています。

 

そんなサッポロクラシックシリーズの中でも、さらに特別なホップを使用したのが『サッポロクラシック富良野VINTAGE』です。

 

北海道限定『サッポロクラシック富良野VINTAGE』とは?

ほかのサッポロクラシックシリーズと同じく、『サッポロクラシック富良野VINTAGE』も毎年好評をいただいています。今回は、サッポロクラシック富良野VINTAGEの魅力を様々な角度から紹介します。

 

毎年、秋に北海道限定で発売されている

『サッポロクラシック富良野VINTAGE』は、北海道限定販売にこだわる『サッポロクラシック』シリーズのひとつです。2008年に誕生して以来、毎年秋に発売しています。通常の硬派なクラシックとは異なり、華やかなデザインを施した缶も特徴的です。

 

サッポロビールを象徴する開拓使のシンボルマーク、「北の夜空に輝く北極星」はそのままに、製品最大の魅力であるホップをあしらったデザインに仕上げました。

 

通常のサッポロクラシックと異なり、『サッポロクラシック富良野VINTAGE』は数量限定のため、お早目のご購入をおすすめします。

 

ホップの芳醇な香りと爽快な味わいが特長

上富良野町の契約栽培農家で丁寧に栽培されたホップを、100%使用しています。収穫されたホップはその日のうちに千歳空港近くの恵庭市にある工場へ運ばれ、生のままビール造りに使用されます。

 

通常のビール造りで使用されるのは、乾燥されたホップです。『サッポロクラシック富良野VINTAGE』ではホップを生の状態で仕込むことにより、芳醇な香りと爽快な味わいが感じられるようになっています。

 

フルーティーな味わいは後を引くおいしさがあり、通常のサッポロクラシックとはまた違った魅力に仕上がっています。クラフトビールが好きな方や、のど越しはもちろんビールの味わいをじっくり楽しみたい方におすすめです。

 

北海道限定『サッポロクラシック富良野VINTAGE』ができるまで

『サッポロクラシック富良野VINTAGE』は、下記の工程で大切に醸造され、多くの方の食卓へ旅立ちます。

 

1.生ホップを収穫する

生ホップは、一つひとつ丁寧に手作業で収穫されます。選別作業も人間の手で丁寧に行われ、高品質な生ホップのみが使われます。

 

2.摘み取った生ホップをサッポロビール恵庭工場まで運ぶ

摘み取った生ホップは、時間が経つにつれて香りが劣化してしまうほどデリケートです。豊かな香りをビールに残すために収穫後すぐに運搬され、翌日にはサッポロビール恵庭工場で仕込みが始まります。

 

3.香りの豊かさを残しつつ仕込みを行う

翌日の朝には生ホップを粉末化して、香りを十分に残した状態でビールの仕込みが行われます。収穫の翌日に釜へ投入することで、生ホップの鮮度を最大限に守るのが『サッポロクラシック富良野VINTAGE』の特長です。

 

4.北海道各地の販売店へ出荷

丁寧に醸造した『サッポロクラシック富良野VINTAGE』は、数量限定で北海道各地の販売店へ出荷されます。富良野の生ホップにこだわって醸造した一本をぜひお楽しみください。

 

【インタビュー】サッポロクラシック富良野VINTAGEの魅力について聞いてみました

 

『サッポロクラシック富良野VINTAGE』には、生産者の方をはじめ多くの関係者の想いが込められています。おいしいものを飲んでいただきたい、富良野で育まれたホップの魅力を多くの方に知ってもらいたいという気持ちのもと、毎年丁寧に生産しています。

 

富良野産の生ホップにこだわる理由、想い、魅力について、生産者の方や研究所の方、工場の方などにお話しを伺いました。

 

「採れたてのフレッシュな香りや味わい」(ホップ農家:大角友哉さん)

「ホップ栽培は先々代の頃から栽培しています。自分は約10年前にUターンして戻ってきて、跡を継ぎました。

サッポロクラシック富良野VINTAGE用の品種としては、『フラノスペシャル』という品種を使ってもらっています。通常ホップは乾燥させるのですが、フラノスペシャルはその工程はなく、生ホップのまま工場に持って行って仕込むので、採れたての生ホップならではのフレッシュな香りが出たり味わいが出ていると思います。生ホップを入れというのは画期的で、初めて飲んだ時は「美味しいな・・・!」という感じで衝撃でした。まだ会社員時代ですね。その会社員時代に社員に宣伝して回ったんですが、『これうちで作ったビールなんだよ』と言うと、『なんでやらないの!?もったいない!』とたくさん言われました。笑 その頃はあまり興味もなかったのですが、みんなに『これをなくすのは勿体ない!』と言われ、こんなに喜ばれているなら自分でもこれをなくしてしまうのは勿体ないな、と思うようになりました」

 

「細かい手作業で作られる特別なホップ」(サッポロビール:由利昂大さん)

 

「サッポロクラシック富良野VINTAGEで使用されるホップは、生ホップのまま冷却をして、その日のうちに恵庭工場まで持って行く、というところが他の商品とは全く違う商品である点かなと思います。手作業で収穫したホップは、葉や茎も手作業で除き、いったん冷蔵をして、その夜、そのまま冷蔵便で工場まで運びます」

 

「特別」を作り出すための生ホップの収穫過程は、手作業で細かく行われます。

 

 

「生ホップの鮮度を活かして作るから高品質になる」(サッポロビール北海道原料センター:上本允大さん)

「今日の夕方に冷蔵の大型トラックが来て、そこで詰め替えて北海道工場まで運びます。今日じゃないとダメなのは、ホップは通常摘んでからすぐに乾燥して品質が安定するのですが、生のまま使用するとすぐに使わないとホップが傷んでしまうので、今日運ばないとダメなんです。生のホップを品質の良い状態で使用するというのが、サッポロクラシック富良野VINTAGEの品質につながるのかなと思います」

 

 

「生ホップ」であること、「生ホップ」の品質へのこだわりを、随所から感じ取ることができます。

 

 

生ホップの収穫作業は全て手作業で行われます。

 

 

一つひとつ、丁寧に、大切に作業されていく生ホップ。

 

 

摘み取られた生ホップは、鮮度を大切にするため、もう翌日にはビールになります。

 

 

 

こうして人の「手」によって価値が積み重ねられていく生ホップは、午後5時半、冷蔵車で鮮度が保たれたままサッポロビール恵庭工場まで運ばれていきました。

 

 

 

そしてもう翌日の朝から、サッポロクラシック富良野VINTAGEの仕込みは始まります。

 

昨日摘まれた生ホップは、翌日の朝にはもう粉末になり、釜に投入されます。

このスピード感が、生ホップを活かしたサッポロクラシック富良野VINTAGEのおいしさにつながるのです。

 

こうしてサッポロクラシック富良野VINTAGEは生ホップの鮮度を最大限に大切にして作られていきます。

 

「生ホップで仕込んだほかにないビール」(ホップ農家:大角友哉さん)

「生ホップで仕込んだというのは他にないビールなので、ぜひいろんな皆様に飲んでみていただきたいですね。好き嫌いはあるかもしれないのですが(笑)、一度は試しに飲んでみていただけると、『お、すごいな』という感じが味わっていただけるのではないかと思います」

新鮮な上富良野の生ホップの香りを感じてほしいという大角さん。

 

 

いろいろな人の、こだわりの思いが詰まった、サッポロクラシック富良野VINTAGE。

今年も特別なサッポロクラシック富良野VINTAGEをお届けします。

 

富良野とサッポロビールの深い関係

富良野とサッポロビールには、創業以来、深い関係があります。おいしいビールを醸造するために、富良野は今も昔も欠かせない存在です。

 

北海道でホップ栽培が始まったのが明治時代

今やホップの産地として名高い北海道におけるビール造りの歴史は、1872年に野生のホップが発見されたことが始まりでした。当時、開拓使のお雇い外国人が道内の地質を調査したところ、野生のホップを発見し、1876年には開拓使麦酒醸造所(サッポロビールの原型)の開業に至りました。

 

醸造所の開業にともない、北海道で本格的にホップ栽培も行われるようになります。

 

富良野はホップ栽培地として優れた場所だった!? 

野生のホップが発見されたのは、現在の北海道岩内郡岩内町です。1923年に各地でホップの試作を行った結果、もっとも栽培地として優れていることが分かったのが、上富良野村でした。

 

大日本麦酒株式会社(現サッポロビール)の重役が視察したところ、ホップ栽培に最適な場所と判断され、直営ホップ園の開設に至りました。

 

上富良野村で行われたのは、ホップ栽培のみではありません。品種改良にも力を入れており、現在の高品質なホップ栽培につながっています。

 

『サッポロクラシック富良野VINTAGE』に合わせたいおつまみレシピ

『サッポロクラシック富良野VINTAGE』をおいしく味わうには、おつまみとの相性も大切です。

 

最後に、『サッポロクラシック富良野VINTAGE』と合わせて食べたい簡単おつまみのレシピを6種類紹介します。

 

ペッパーハムカツ

キューブ型でコロコロとした形が可愛い、ペッパーハムカツです。一口サイズで手軽につまめるので、可愛いピックを刺してちょっとしたパーティー料理にも向いています。

 

【材料(3~4人分)】※2cm18個分

ロースハム(塊):1個(300g)

黒コショウ(粗びき):小さじ1

小麦粉:適量

卵(溶き卵):適量

パン粉:適量

サラダ油(揚げ油):適量

※お好みでマヨネーズ(ジャム、ウスターソースなど)

 

【作り方】

厚みのある塊ロースハムを2cm角にカットして、中心に小さく切り込みを入れます。切り込みの中に黒コショウを入れます。指では入れにくいので、ティースプーンの柄など細くて平らな道具を使うのがおすすめです。

 

小麦粉・溶き卵・パン粉の順に衣をつけたら、180度に熱した油でカラッと揚げて完成です。何もつけずに食べてもペッパーの刺激がきいておいしいですが、お好みでマヨネーズやジャム、ウスターソースをつけると違った味わいを楽しめます。

 

ちくわの甘辛バターソテー

ちくわをおしゃれにアレンジしたい方におすすめのレシピが、バターとバジルでソテーする一品です。醤油とバターの鉄板な組み合わせに、アクセントとしてバジルを加えることで、ちょっぴり大人なメニューに変身します。

 

【材料(2人分)】

ちくわ 4本(100g)

バジル 10g

バター 10g

醤油 小さじ2

みりん 小さじ2

 

【作り方】

下ごしらえとして、ちくわは斜めにカットしておきます。バジルは飾り用を別に分けておき、残りは葉をつみましょう。

 

フライパンにバターを溶かして、中火でちくわを炒めます。焼き色がついたら醤油・みりんを加えてなじませます。ポイントは、火を止めてからバジルを加えることです。ひとまぜしてバジルがちくわになじんだら、盛り付けて完成です。

 

最後に分けておいた飾り用バジルを添えると、おしゃれな一品に仕上がります。

 

ベーコンとエリンギのマスタード醤油炒め

ベーコンのがっつり感は、ビールとの相性が抜群です。ただベーコンを焼くだけのおつまみは物足りないなと感じる方は、エリンギを加え、マスタードでピリリとした刺激的な味に仕上げるのはいかがでしょうか。

 

【材料(2人分)】

ベーコン(厚切り) 100g

エリンギ 2本

ニンニクの芽 4~5本

オリーブ油 適量

コショウ(黒) 少々

粒マスタード 大さじ1

醤油 小さじ1

 

【作り方】

エリンギは半分の長さにカットしてから、縦4等分にします。長いニンニクの芽も、4分の1の長さにカットします。

 

オリーブオイルをフライパンに垂らして熱し、ベーコンを炒めます。コショウを振り、一度焼きあがったベーコンを取り出してから、ニンニクの芽とエリンギを炒めるのがポイントです。エリンギがしんなりしてきたら粒マスタードと醤油を加えます。

 

最後に分けておいたベーコンをフライパンに戻して、よく混ぜ合わせたら完成です。先にニンニクの芽とエリンギに調味料がよく絡んでから、ベーコンを加えましょう。

 

豚バラのマヨぽん炒め

しゃぶしゃぶ用の豚バラ薄切りが冷蔵庫に残っていたら、がっつり系のおつまみを作るチャンスです。マヨネーズの濃厚さにポン酢の酸味がきいて、季節問わず楽しめます。

 

【材料(2人分)】

豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用) 200g

ポン酢 大さじ2

マヨネーズ 大さじ1

塩 少々

コショウ 少々

ごま油 適量

刻みネギ 適量

白ゴマ(すりゴマ) 適量

 

【作り方】

ごま油をフライパンで熱して、豚バラ肉をさっと炒めます。塩コショウを振って全体に火が通ったら、ポン酢とマヨネーズを加えて絡めます。器に盛り、刻みネギや白ゴマをお好みの量ふりかけて完成です。

 

刻みネギは味を引き締めてくれるので、多めにふりかけるのがおすすめです。おつまみ用としてはもちろん、ごはんのおかずにも適しています。

 

手羽中の七味焼き

がっつり系とピリ辛系の両方が好きな方にぴったりのおつまみが、手羽中を使った一品です。材料も手軽に用意できるので、キャンプやBBQなど屋外で『サッポロクラシック富良野VINTAGE』を楽しみたいときも、ぜひ挑戦してみてください。

 

【材料(2~3人分)】

鶏手羽中 12本(約300g)

醤油 大さじ2

酒 大さじ1

七味唐辛子 小さじ1/2

塩 適量

コショウ 適量

シシトウ 適量

レモン 適量

七味唐辛子 適量

 

【作り方】

まずは、鶏の手羽中の下ごしらえです。漬け込み時間が必要なので、早めに用意しておきましょう。塩とコショウをふりかけた鶏の手羽中を保存袋に入れて、醤油・酒・七味唐辛子を加えます。全体になじむようにしっかりと揉み込んだら、10~15分漬け込みます。

 

焼くときは、フライパンよりも魚焼きグリルがおすすめです。アルミホイルを敷いて薄くサラダ油をひいてから手羽中とシシトウを並べます。弱火で15分ほど焼き、手羽中に火が通って焼き色がついたら器に盛り、七味唐辛子をふりかけてシシトウとレモンを添えて完成です。

 

焼いたときにアルミホイルに流れ出た油は、手羽中にまとわせると七味唐辛子がつきやすくなります。照りが出て見栄えも良くなるので、試してみてください。

 

生麩の揚げ出し

独特のもっちりとした食感が魅力の生麩は、調理方法がよく分からないと悩む方も多いのではないでしょうか。たんぱくな味わいの印象がある生麩も、手を加えるとビールの炭酸によく合う和風おつまみになります。

 

【材料(2人分)】

生麩(あわ麩) 100g

片栗粉 大さじ1

揚げ油 適量

めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2

砂糖 小さじ2

水 大さじ2

揚げ玉 小さじ2

万能ネギ(小口切り) 少々

 

【作り方】

生麩を4cm程度の幅にカットして、片栗粉をまぶしてから油で揚げておきます。ポイントは、焼き目ができるまで低温でじっくりと揚げることです。

 

小鍋にめんつゆ・砂糖・水を入れて、ひと煮立ちさせます。揚げておいた生麩を器に盛り付け、煮汁をかけてから揚げ玉・万能ネギを乗せると完成です。

 

生麩を下ごしらえするときは、先に包丁を水で濡らしておくとカットしやすくなります。

 

まとめ

サッポロクラシック富良野は、北海道の雄大な自然が丁寧に育んだホップ『フラノスペシャル』を使用しているのが特長です。乾燥させずに生のまま使用するので、採れたてのフレッシュな香りがしっかりとビールの味わいに含まれています。

 

紹介したおつまみレシピとともに、鮮度抜群のホップが生み出す『サッポロクラシック富良野』の豊かな香りを、ぜひお楽しみください。

 

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