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ビールの祭典「オクトーバーフェスト」がついに帰ってくる!
Prost!(ドイツ語で乾杯の意味)ミュンヘンで行われるオクトーバーフェストでの乾杯シーン
Nikada/Getty Images
ミュンヘンは今、コロナ禍以来初めての開催となる世界最大のビールフェスティバル「オクトーバーフェスト」のニュースに湧いています。
オクトーバーフェストの公式ウェブサイトによると、第187回目となる今年は、9月17日〜10月3日にコロナ関連の規制は設けず開催する予定ということです。コロナ禍とロシアによるウクライナ侵攻を考慮した末、ミュンヘン市長のディーター・ライター氏が最終のゴーサインを出しました。
「この国際的な祭典を開催するかどうか、また開催するのであれば、どのような規模で行うべきなのか、結局のところは私たち自身で結論を導き出さなくてはならないのです」とライター市長は声明で述べています。「私もオクトーバーフェスト2022を楽しみにしています。参加する人みんなが楽しめるお祭りになるよう願っています」
2020年そして昨年と、2年連続の中止を経て、オクトーバーフェストが正式開催されるのは今年が初めてとなります。このビールの祭典は、近年では世界中から600万人以上の人が訪れるまでに成長しました。
「オクトーバーフェストのファンの皆様には、今日の発表を喜んでいただけたと思います。私自身もとても嬉しく思います」とミュンヘン市の経済振興課長でオクトーバーフェスト実行委員長のクレメンス・バウムガルトナー氏は声明で述べています。「今年はきっと過去最大級に盛り上がるでしょう」
オクトーバーフェストは、1810年にバイエルン王国のルードヴィッヒ王子とテレーゼ王女の結婚祝いとして開かれたのが始まりです。AP通信によると、その200年を超える歴史において開催中止になったことはコロナ禍以前にもあったということです。
オクトーバーフェスト2022は、伝統に則り、巨大テントの1つである「ショッテンハーメル」で市長が9月17日正午に、ビヤ樽の栓を開けるところから始まります。また今年は、昔のオクトーバーフェストを再現した催し物「オイデ・ヴィーズン」でノスタルジックなアトラクションが再び楽しめるということです。オクトーバーフェスト200周年記念に1度限りのイベントとして開催されたオイデ・ヴィーズンですが、好評により毎年開催されるようになりました。
この記事はTravel & Leisureのアリソン・フォックスが執筆し、Industry Dive Content Marketplaceを通じてライセンスされています。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comまで。