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OTOAJITO:シンガーソングライターの Sincereさんをお迎え♪
母親から時折厳しい言葉もかけられたというSincereさんですが、子供の頃に一緒に聴いていた音楽には大きな影響を受けており、思い出にも残っているそう。「母は忙しい人だったので車で移動している時がコミュニケーションの時間でした。そこで流れるプリンスやアレステッド・ディベロップメントの曲に口パクで合わせて楽しんでいましたね。母はインターナショナルの幼稚園を経営していたこともあって、主に会話は英語だったんです。」
Sincereさんが最初に読み書き出来るようになったのも英語で、「ポエムを書くのも好きでしたね。この間実家で見つかったのは、英語で『友達がフライパンを持って日本に来た』みたいな感じの、”パン”と“ジャパン”がライムしているようなポエムでした。恥ずかしいですね。」と紹介しました。
教会でゴスペルのクワイアに参加していたことが、Sincereさんの歌の基礎になっており、そこでは複数の人々と歌うことの楽しさにも気がついたとのこと。自ら音楽活動をするきっかけとなったのは、15歳の頃に地元の音楽学校が主催するジャズコンテストで優勝したことだったそうです。「これも母が勝手にサインアップしていてビックリしました。全然ジャズじゃないんですが、オーディションではアリシア・キーズの「If I Ain’t Got You」、コンテストではシンディー・ローパーの「Time After Time」を歌いました。結果優勝したのですが、もともと人前に出ることが苦手だったので、母が背中を押してくれなければ、自分ではオーディションにも参加しなかったと思います。」その後、そのジャズコンテストを主催していた音楽学校へ進み、そこでピアノの演奏や音楽理論などを身につけたそうです。
そんなSincereさんが初めて買ったCDは、プリンスが1987年にリリースした2枚組のアルバム『Sign O’ The Times』でした。「お母さんは持っていなかったの?」というクリス・ペプラーに対し、Sincereさんは「母が唯一持っていなかったプリンスのCDだったんです。私が小学校の低学年の頃だったような気がしますが、母が喜んでくれるかなと思って自分で買いに行きました。」と話し、クリス・ペプラーは「お母さんのためだったんですね!すごいなー!」と反応しました。
こちらは“OTOAJITO”の記事です。