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門前仲町「だるま」コの字でほっと息つく、美人姉妹の下町酒場「だるま」
あのお店はなぜ時代を超えて愛されるの? お客さんがみんな笑顔で出てくるのはどうして? 赤星探偵団の6代目団長・赤江珠緒さんが、名店の暖簾をくぐり、左党たちを惹きつけてやまない「秘密」を探ります――。 (※撮影時以外はマスクを着用の上、感染症対策を実施しております)
初代団長、まさかの返り咲き
本企画「団長が行く」のお店巡りも、前回でめでたく50回を迎えた。それを区切りに赤星探偵団5代目団長・宇賀なつみさんが勇退。そして、ようようと現れた6代目は、なんと赤江珠緒さん! 我らが初代団長が、まさかの出戻り、いや返り咲きだ。
門前仲町の裏路地。赤提灯に吸い寄せられ、暖簾をくぐったのは、「これぞ大衆酒場」との呼び声も高い「だるま」。界隈屈指の繁盛店だけに、この日は開店時間よりちょっとだけ早めに入らせていただいた。
扉を開けると、どーんと大きく縦長のコの字カウンター。奥にはテーブル席が並ぶ。BGMは50年代から60年代のモダンジャズが中心で、甘いヴォーカルが心地いい。
カウンターの中に調理場と洗い場、お酒のストックもギュッと詰まっている。迎えてくれたのは、店主の美人姉妹コンビ。理(アヤ)さんと真(マサ)さんだ。
赤江: わー、ステキ。噂にはお聞きしておりましたが、本当にきれいなご姉妹で。私も奥底にあるオジさん心に火が点いて、なんだかテンションが上がってまいりました。
さっそく、赤星をお願いします!
今ではすっかりめずらしくなった水冷式冷蔵庫でキンキンに冷やされたサッポロラガービール、通称“赤星”のお出ましだ。
――いただきます!
こちらは“赤星★探偵団”の記事です。