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\父の日に笑顔で乾杯レシピを!/森永乳業×うちれぴ×サッポロビールのコラボでオンライン料理教室、父の日に特別開催!!【後編】

先日、CHEER UP!でもご紹介した「父の日に笑顔で乾杯レシピを!親子オンライン料理教室」は6月19日の父の日に開催されました。この企画は、料理教室「M’S Kitchen(エムズキッチン)」を主催する森永乳業、レシピサービス「うちれぴ」を提供するサッポロホールディングス、そしてサッポロビールと、3社のコラボによって実現しました。多くのお客様にご参加いただき、盛況のうちに幕を閉じたこのイベント。コラボの背景には担当者たちのどんな想いがあったのかをご紹介します。

(※文中では敬称を略しています。ご了承ください。)

▼イベント当日の様子はこちらの記事より!

https://blog.sapporobeer.jp/knowledge/17500/

■3社コラボのきっかけは勘違いから!?【M’S Kitchen】

――今回の企画はどんな感じでスタートしたのでしょうか?

M’S Kitchen:企業の垣根を越えて実現したこの企画ですが、正直なところ、うちれぴを提供するサッポロホールディングスとサッポロビールを混同していたのがはじまり。うちれぴ担当者に「M’S Kitchenとヱビスビールのコラボ企画をぜひやらせてください!」とお願いしたところからスタートしています。

連絡を受けたうちれぴ担当者からサッポロビールへとご連絡くださり、しかも同社からは非常に前向きなお返事をいただき、提案してよかったと胸をなで下ろす一方、参加してくださるお客様にとって楽しめる企画にするのはもちろんのこと、「3社にとっても実りある時間にしよう!!」と決心した瞬間でした。

▼料理教室M’S Kitchen | 森永乳業の食育 | 学ぶ・体験する | 森永乳業株式会社
https://www.morinagamilk.co.jp/learn_enjoy/mskitchen/
(※外部サイトへリンクします。)

――なんと。ひょうたんから駒、ではないですが、3社コラボは意外なところに起点があったようです。そもそもコラボを発案した狙いはどこにあったのでしょうか?

M’S Kitchen:森永乳業グループは、サスティナビリティ経営の実現に向け、中長期計画に「食と健康」「資源と環境」「人と社会」という3つのテーマを掲げています。M’S Kitchenの取り組みは、「食と健康」に深く関わったもの。牛乳や乳製品に親しみを持ってもらい、子供の成長にも大人の健康にも貢献する。そんなレシピや講話をお届けすることで、商品を通しての健康・栄養価値の提供だけでなく、日々の生活もサポートしてきました。

▼森永乳業のサステナビリティ経営 | 森永乳業のサステナビリティ | 森永乳業株式会社
https://www.morinagamilk.co.jp/sustainability/management/
(※外部サイトへリンクします。)

おかげさまで多くのお客様にご参加いただいているM’S Kitchenではありますが、当社の商品にもともと関心のある方、腸活やカルシウムやたんぱく質を積極的に摂取したい方など、お客様の傾向が限られてしまうことが課題のひとつでした。ヱビスビール、つまり「お酒」とのコラボで今までアプローチできなかったお客様に、M’S Kitchenがテーマとする健康や栄養の価値と料理の楽しさをお伝えするチャンスになるのでは?と考えたのがコラボを提案したきっかけです。

――乳製品の会社と、レシピサービス、アルコール飲料メーカーと、3社の組み合わせには意外性が感じられます。異業種とのコラボで企業文化の違いなどは感じられましたか?

M’S Kitchen:うちれぴ担当者も、サッポロビール担当者も、行動力があり、決断も早く、パワフルさを感じました。真面目で熱い想いを秘めているところは3社とも似ているところですね。サッポロビールとはこの企画のほかに、商品でのコラボもあったりするので、当社ともともと親和性が高いのかもしれないですね。

――実際にイベントでは多くのお客様にご参加いただけましたね。皆さん、お子さんたちととても楽しそうに料理をする姿がとても印象的でした。親子教室でありながら、ビールに合う「乾杯レシピ」という一ひねりも効いていたと感じます。

M’S Kitchen:通常のお料理教室であれば、手軽に乳製品を摂取してほしい、親しみをもってほしい、という観点で当社の乳製品を料理に使うレシピを考えるのですが、今回は家族みんなでおいしく食べられる、さらにヱビスビールにも合うという要素が加わっています。「どんなレシピがいいのだろう……?」と、いつもよりもメンバー内で議論しながら知恵を絞りました。

本イベントが、日々の生活にもっと手軽に乳製品を取り入れていただくキッカケや、乳製品を身近に感じる瞬間になれば嬉しいですし、何より「食」によって皆さんがかがやく笑顔になっていただければ最高ですね。

■次回は自分の子どもと参加を希望!【うちれぴ】

――M’S Kitchenの発案ではじまったコラボだとうかがいました。うちれぴとしては、どんな経緯で応じることになったのですか?

うちれぴ:M’S Kitchenの担当者から、「サッポロビールとレシピを通じたコラボができないか?」というご提案をいただきました。「チーズやヨーグルト、牛乳から「健康」を意識した取り組みは行っているけれど、『お酒』での取り組みにも挑戦してみたい」という狙いであるとのこと。

内容的にとてもおもしろいと感じ、すぐに「やりましょう!」とお返事しました。結果的に父の日にイベントが開催されるという、うちれぴの事情とぴったりなタイミングで開催されたのはちょっとラッキーでもありました。

[うちれぴとは?]

家族とのコミュニケーションで家事負担軽減と「食」の楽しさや喜び創出を目指すアプリのことで、レシピを直感的に選ぶことができ、毎日の献立作りを支える「ホーム」、食事に関する家族コミュニケーションの活性化を促す「ごはんトーク」料理を繰り返すことで家族のオリジナルレシピ帳が簡単に作ることができる「うちれぴ帳」の3つの機能を軸にサービスを展開しています。

▼うちれぴについて詳しく知りたい方はこちら!
https://uchirepi.app?from=cheerup_202207_2
(※外部サイトへリンクします。)

(アプリダウンロードはこちらの二次元コードまたはこちらのリンクより!)

――その事情というのは?

うちれぴ:うちれぴは30社以上のご協力を得て運営しているレシピ提供サービスです。もともと森永乳業からもレシピを提供いただいているほか、2022年2月には、森永乳業×シャープ×うちれぴで「ヘルシオ料理教室」を開催した実績もあります。今回のご相談はそのような流れの延長としていただいたものです。

β版のウェブアプリとして2021年1月にサービス提供を開始したうちれぴですが、実は7月4日にスマートフォン版アプリのリリースを予定していたのです。打ち合わせを進めていくうちに、イベント開催は「父の日」、つまり6月19日がいいだろうということになりました。タイミング的にアプリのリリース直前。告知するのにいいきっかけになりました。

――企画内容としてはどう感じられましたか?

うちれぴ:もちろんいただいた企画案には、コンセプト的に非常に共感できるものがありました。「ごはん作りって、がんばらなくて良いらしい。」と、肩の力を抜いて楽しめる料理のレシピを提供し、食事に込められた想いや、楽しさを伝えたいと思ってサービスを展開してきました。

料理教室は調理や食自体を楽しむことにつながりますし、「父の日」に「ヱビスビールに合うおつまみを親子で作る」のは、家族の絆を深められるイベントにできるし、うちれぴのコンセプトにもぴったり合致すると思ったわけです。お話をいただいて、すぐにサッポロビールにも連絡を取りました。

――実際にイベントを終えてみてどう思われましたか?

うちれぴ:料理教室の開始前に、パソコンの画面にお子さんたちの顔が並んでいて、まずその光景をとても新鮮に感じました。また、料理教室中画面に映る表情から、教室に参加していること、そして料理を親御さんといっしょに作ること、さらに家庭内でのつながりがとても強いことが伝わってきてこちらも温かい気持ちになりました。

料理途中で粉チーズをつまみ食いしているお子さんを見たときには思わず笑顔を浮かべてしまいましたし、完成し、試食をしたあとに笑顔で「美味しい!」という一言をいただけたときには気持ちが高ぶりました。

レシピの選定にしても、テーマに沿った内容であることはもちろん、子どもが安全に時間内に作れるか、簡単すぎず飽きずに作れるか、親子で一緒にできるか、などの工夫が凝らされていたところにはM’S Kitchenとして森永乳業が積んできた経験の大きさを感じ、うならされました。また、サッポロビールはオウンドメディア「CHEER UP!」の運用経験から、企画段階から「魅せる」ための工夫を凝らしていましたし、今回の企画は3社によるコラボだからこその味が出せたと感じています。

二児の父親という立場から見ると、親子で一緒に料理を体験することは、子どもの成長に繋がることはもちろんのこと、かけがえのない体験になったのではないかと思いました。次回はぜひ自分の子どもと一緒に参加したいです!

■このコラボは大きな資産になるイベントでした【サッポロビール】

――うちれぴ経由でこの企画の話をうかがったとのことですが、最初はどんな印象を持たれましたか?

サッポロビール:今回のコラボでは「ヱビスビールと合う料理」がテーマになっていますが、当初はオウンドメディアで取り扱っているレシピとのコラボというお話でした。そこで、「CHEER UP!」や公式サイトなどを担当する私のところに話しが来たわけです。

当初は「レシピ制作の部分で協力して何かおもしろいことができればいいな」といったわりと軽い気持ちで打ち合わせに臨んだのですが……。M’S Kitchenは料理教室というイベントを主催してきたノウハウがあり、さらにはレシピも自社内で制作できるとのこと。これは中途半端なことではもったいない!とすぐに方針を変更しようと決めたことを強烈に覚えています。

打ち合わせを進めていくうちに、企画が立体的にふくらんでゆき、親子を対象とした料理教室として、「父の日」に開催するのが狙い目ではないか?となりました。「それなら『ヱビスビールと合う料理』というテーマにしましょう」というアイデアは、実はうちではなく、M’S Kitchenやうちれぴ担当者からの提案として出てきました。そこがとてもうれしかったですね。

――「ヱビスビール」をコラボ企画の前面に立てるにあたって、何か狙いなどはあったのでしょうか?

サッポロビール:ヱビスビールは2021年3月にコンセプトを「Color Your Time! ビールの楽しさ、もっと多彩に。」へとリニューアルしました。これには、ヱビスビールを飲む人の時間を豊かに彩る存在としてありたい、という想いとともに、ビールの多彩な楽しみ方や新しい発見をお届けするという意気込みも込められています。

打ち合わせを重ねるうちに、M’S Kitchenの大きなテーマとして、「食育」や「ファミリーとのつながり」、「食の楽しさを伝える」という文脈があるということが強く伝わってきました。ヱビスビールの新たなコンセプトと通ずる。そう感じられたのです。そう考えると、父の日はM’S Kitchenにとっても、ヱビスビールにとっても特に重要なタイミング。健康に関する知識を学びつつ、「家族で共にするかけがえのない時間」や「家族への思いやりのきっかけ」をお客様に提供したいという想いを持って、この企画に向き合ってきました。

結果として、今回の企画は3社ともがそれぞれリーチしづらいと感じていた層へとアプローチできるものになったと思っています。これが企業間コラボのメリットですし、互いの相乗効果で各社が認知を広げ、ブランドへの愛着を強められる試みとして、今後にも続けていきたいと思いました。

▼ヱビスビールのブランドサイトはコチラ!
https://www.sapporobeer.jp/yebisu/

――業種の違い、企業文化の違いなど、コラボを通じて得た知見や驚きなどがあればお聞かせください。

サッポロビール:当然のことながら、我々が作るアルコール飲料は20歳以上の方にしか販売ができません。また、さまざまな事情から、「アルコールが飲めない人」も多くいらっしゃいます。それに対し、森永乳業の商品は離乳食から流動食まで、まさに全年齢を対象とした幅広さ。そのうえ、M’S Kitchenのような料理教室も展開し、あらゆる角度から「食」を通じた価値を提供されている点が素晴らしいと感じました。

何よりアイスやヨーグルトなどで若い方にも喜んでいただけるのは、酒類メーカーの者からすると、大変うらやましく思います(笑)。

今回のコラボではM’S Kitchenと組むことで、我々にまったくノウハウのない料理教室という新たな切り口でお客様へのアプローチができたのは、大きな資産になる一歩だったと感じています。そのぶん、当社としては、イベント前後のWeb上でのアプローチなど、持てる手段を活用し、お客様に楽しんでいただけるよう情報提供の面でご協力が出来ればと考えています。

――イベントを終えてみての感想を聞かせてください。

サッポロビール:極めて個人的な話で恐縮なのですが、不慮の事故(?)による負傷で、当日現地へお伺いできなかったことが悔やんでも悔やみきれません。次にもし機会があれば、万全の体制で臨みたいと思います。

弊社もオンラインでのイベントはいろいろと実施してはいますが、私が参加する限りここまでスムーズに進んだオンラインイベントはありませんでした。森永乳業の経験値の高さを感じるとともに、参加者への気配りなど、運営面で学ぶべきことが多かったです。

また、「料理での商品の活用」など、ブランドの魅力をイベントなどの中で実体験として落とし込んでいく技術と、その重要性を学びました。恐らく、この父の日のタイミングで一緒にお子さんと料理を作りながらヱビスビールを飲んだお父さんの中には、ヱビスの優先順位が上がった方も多くいらっしゃると思います。もし次の機会があれば、事前にお客様へご自宅用としてビールを配布するなど、もっと実体験に寄り添えるようなやり方を考えたいと思います。

■第2回開催に向けて、深く静かに企画が進行中!?

3社によるコラボに懸けた担当者たちの情熱は伝わったでしょうか?

今回のイベントで得られた経験をもとに、3人の担当者をはじめ、イベントに関わったスタッフは誰もが「次はもっとこうしよう!」と想いを新たにしています。具体的なことはまったく決まってはいませんが、何かしらの形で、この経験を活かしたコラボイベント第2弾がそう遠くない日に開催されそうな勢いです。ぜひご期待ください。

さて、最後になりますが、今回のイベントに関する特集ページをご用意しました。当日の料理教室で参加者の皆様が作られた「手作りソーセージ」を含む、今回のイベントに合わせて考案された3種のレシピも紹介されています。ぜひご覧ください。

\うちレピ×サッポロビール×森永乳業コラボ企画/父の日に笑顔で乾杯レシピを!
https://www.sapporobeer.jp/feature/recipe/morinaga_20220619/

(文=稲垣宗彦)

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