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【目で楽しむワイナリーツアー】
スペイン・リオハを代表するワイナリー マルケス・デ・リスカル
病害虫から始まった、輝かしい歴史
マルケス・デ・リスカル社は、1858年、ギレルモ・ウルタード・デ・アメサガ(Guillermo Hurtado de Amézaga)侯爵によって、スペインのバスク地方、リオハ・アラベサにあるエルシエゴ村で設立されました。
同社が位置するスペインのリオハは今でこそワイン産地として名高いエリアですが、その歴史は意外にも「病虫害」が発端でした。
1860年代、北米からヨーロッパに持込まれた病虫害が、ぶどう栽培に壊滅的な打撃をもたらしていました。フランスのブドウ畑がウドン粉病に見舞われ、その後フィロキセラに冒され衰弱しはじめた頃、発想力の豊かなボルドーのネゴシアンたちはリオハへと出向き、地元のワイン生産者へ最新のワイン製造技術を伝えました。ネガティブな出来事とされる病虫害が、意外にもリオハがプレミアムワインの産地として数々の名誉を受ける今日の輝かしい歴史の始まりとなりました。
フランスの惨状を目にしたギレルモ・ウルタード・デ・アメサガ伯爵は、伝統的なリオハのワイン製造法に囚われず、フランス・ボルドースタイルの製造法を真っ先に取り入れていきました。
長い年月を経て築き上げた“伝統”と、失敗を恐れずにチャレンジして実現する“革新”の精神。その両輪を兼ね備えるワイナリー、それがマルケス・デ・リスカル社です。
現在では、数々のワインコンペティションで受賞、毎年スペイン王室に300本を献上するロイヤルワインに成長するなど、世界的にも高い評価を得ています。
リオハを彩る5つ星ホテル「city of wine」
マルケス・デ・リスカル社の「革新」を象徴する取り組みは、ワイン造り以外にも。
その代表ともいえるのが、ワイナリー敷地内に建設され、運営されている5つ星ホテル「city of wine」です。
リオハのシンボルともいえるこのホテルは、デザイン・設計を建築界の巨匠フランク・ゲーリー氏が手掛け、世界中から数多の観光客を魅了する最高級ホテルとしてリオハを彩っています。
四季折々の自然に呼応するように、メタリックな外観が様々な一面をあらわすことも魅力の一つ。まるで、ぶどう畑のうつろいと一緒にリオハの景色となり、人々のワイン造りを見守っているように感じられます。
雄大なリオハのぶどう畑を見渡せるレストランやエステサロン・ジムを完備した館内では、エレガントで豊潤な味わいのワインとともに、日々の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
160年の歴史を体感できるワイナリー
マルケス・デ・リスカルのオールドセラーから、最新の設備まで、その長い歴史を感じる多彩な設備が揃っています。
ワイナリー創設から今も現役で活躍するオールドセラーでは、ワイナリーの歴史160年の各年のビンテージをすべて保管。その内部はごく限られた管理者のみが立ち入ることを許されており、貴重なワインが厳重に管理されています。また、ここでは、スペイン王室に実際にされるワインも保管されており、今も現役でワイナリーの味を守っているセラーであることがわかります。
一方で、マルケス・デ・リスカルでは最新技術を用いた最新鋭の設備も完備しています。ワイナリーには日々の気温や湿度に合わせ、ワインの状態を管理するワインセラーや醸造タンクを有し、その品質を守っています。
ブランドマネージャー中川氏が語る スペインワインの魅力とは
■中川貴文(なかがわたかふみ)
サッポロビール株式会社 マーケティング本部 ワイン&スピリッツ事業部
マルケス・デ・リスカル ブランドマネージャー
98年にサッポロビール入社。約10年小売業全国チェーン等を担当し、その後国際部門でビールの輸出を5年担当。その後、スピリッツ事業のブランドマネージャー、企画担当を経て、ワイン事業部へ。輸入ワイン事業のブランドマネージャーを約6年半務める。
中川:スペイン料理には、素材の味わいを活かす料理が多いです。これは、上品な味付けで食材の素材自体を楽しむ和食に通じるものがあると感じています。
また、スペイン人が第二の我が家と表現することも多い「バル」では、ワインやビールと一緒に愉しむためのメニューが揃っていますが、バルで多くのスペイン人が最初に注文するタパスと呼ばれる小皿料理は、日本のお通しに似たものを感じますよね!
このように、日本とスペイン、遠く離れた2つの国ですが、食に関しては似ている部分があり、工夫次第で日本に居ながらスペインワインの魅力を堪能することができます。
スペインワインは、品質が高く美味しいわりに、比較的安く手に入ることでも有名です。これは、日本に居ながらワインの良さを存分に体感できる絶好の条件でもあります。凝った料理を準備しなくても、日常召し上がっている一般的なお惣菜の美味しさを十分に引き出してくれますので是非マリアージュでスペインワインもお楽しみいただきたいですね。
スペインワインと食のマリアージュ
中川:まず白ワインに合わせていただきたいのが、王道の魚料理です。お刺身であれば、お塩でいただくことをおすすめします。
日本のお刺身はお醤油がメインだと思いますが、お塩でいただくことで、より魚の旨みやミネラルをワインと一緒に感じていただけると思います。お塩はつけすぎないように、お魚の味を邪魔しない程度につけていただくのがおすすめです。
また、メイン料理であれば、魚介ときのこのパスタもおススメです。味付けは濃くし過ぎず、基本の調味料で軽やかに仕上げるといいでしょう。ワインを少し調味料にもしても、よりマリアージュをお楽しみいただけます。
続いて、赤ワインです。
スペインワインは食材の旨み・ミネラルを優しく受け止め、うまみを包んでくれるような優しいタンニンが特徴のものが多いです。お料理としては贅沢な一品にも、カジュアルな一品にも合う赤ワインは、ぜひマリアージュの幅の広さを体験いただきたいです。
例えば「すき焼き」。サシの強いお肉であぶらの旨みを感じていただくのも良いですが、赤みの強いお肉をガッツリ煮込んだものとお楽しみいただく形でもワインにマッチします。また、ハンバーグであれば、肉質やソースを変えていただくことで、ご家庭の味と一緒にスペインワインをお楽しみいただくことができます。ハンバーグの肉の比率を高め、味の濃いソースで楽しむときはフルボディの力強さと一緒に。ハンバーグのつなぎに野菜等を多く入れ、おろしぽん酢ソースなど、優しい味わいで楽しむ際にはミディアムボディの優しい味わいをご一緒に。
スペインを代表するブドウ品種「テンプラニーリョ」種の料理との親しみやすさ、ブレンド品種の懐の広さで、楽しみ方が広がる体験をお楽しみいただきたいです。
ご自宅でワインを楽しもう!
オンラインワインセミナー受付中
【オンラインセミナー開催のご案内】
スペイン王室御用達ワイナリー「マルケス・デ・リスカル」にてオンランセミナーを開催致します。
<日時:5月25日(水)19:00~20:00>
マルケス・デ・リスカル社は「飽くなき情熱」をもって最高のワイン造りを探求してきた、スペイン・リオハを代表するリーディングカンパニーです。
そんなマルケス・デ・リスカルの知られざるエピソードを、ブランドマネージャー中川氏が映像を交えながら語ります。セミナー後半では、樹齢15年以上のぶどうを使用した「ティント・レセルバ」をはじめとした、ワインに合うおつまみや料理もご紹介!
グラスを片手に畑を見ながら楽しいひと時を過ごしませんか。
下記リンクから対象商品ご購入いただいた方に、もれなくオンラインセミナーのURLをお送りします。
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お申込み締め切りは4月29日(金)23:59まで。
※先着100名様限定。 ※定員に達した時点で受付終了となります。
▼マルケス・デ・リスカルのブランドサイトはこちらから