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エッフェル塔に登るとそこは……ワイナリー?! パリに新名所が誕生

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フランスに来た観光客が必ず訪れる場所と言えば、1にエッフェル塔、2にワイナリー。そしてついにこの2つの観光目的を一度で満たすことができるようになりました。というのも、エッフェル塔の中につい最近オープンした都市型ワイナリーでは、パリの街を一望できる地上約60メートルの2階部分でワインを醸造しているのです。

「ラ・ワイナリー・パリジェンヌ」がオープンした時、40年ぶりにパリに誕生した都市型ワイナリーとして話題になりました。そして2019年に入ってすぐ、この街とワイナリーのつながりをぐっと深めるチャンスが到来したのです。「2015年にラ・ワイナリー・パリジェンヌを創立した時から、私とビジネスパートナーのジュリアン・バンゲは、パリを象徴する建物内でワインを醸造するチャンスを模索していました」と社長兼共同創立者のアドリアン・ペリシエ氏は世界中のワインを網羅する検索エンジン「Wine Searcherに語っています。

「エッフェル塔内にワイナリーを構えるチャンスは、2019年の初めにやってきました。より広い地域から集めたブドウを使った私たちの最初のアーバンワインを醸造するなら、エッフェル塔しかないということは誰の目にも明らかでした。パリ産のワインを宣伝するのに、エッフェル塔より優れたランドマークがあれば教えてほしいくらいです」

[懸賞] エッフェル塔(@toureiffelofficielle)でワイン醸造が進行中!この歴史的な瞬間に立ち会ってみませんか。醸造施設を見学した後、すぐ隣のカフェ「ラ・ビュル・パリジェンヌ」でテイスティングするチャンスを、3組6名様にプレゼントします。応募方法は簡単。以下の3つのステップで完了です。1. @winerie_parisienneと@toureiffelofficielleをフォローする 2. この投稿に「いいね!」する 3. コメント欄で、どなたか1人にメンションする  さあ、あなたも応募しましょう。幸運を祈っています! #CHAIDELATOUREIFFEL #WINERIEPARISIENNE

この記事は2019年10月25日at 7:56am PDTにWinerie Parisienne (@winerie_parisienne)によって投稿されました。

ラ・ワイナリー・パリジェンヌは、これまでフランスのパリ以外の地域からブドウを仕入れていましたが、最終的な目標はイル=ド=フランス県でワインを醸造することでした。首都パリを含むこの地域は人口が多く、7つの県に囲まれています。彼らの最初のエッフェル塔産ワインには、2017年に同ワイナリーがパリの西、エッフェル塔から約24キロ離れたイヴリーヌ県に植えた木から収穫されたブドウが使われています。「The Drink Businessによると、この畑は150年ぶりに同地域に誕生した商業用のブドウ畑だということです。

レストラン「ラ・ビュル・パリジェンヌ」の隣にある、ラ・ワイナリー・パリジェンヌのエッフェル塔ワイナリーが完成したのは2019年10月4日。写真を見ると、ステンレス製の醸造機数台、ブドウを仕分けるためのベルトコンベア、8つのオーク樽が並び、こぢんまりとした印象を受けます。10月7日にイヴリーヌ県から運ばれエッフェル塔の2階に到着したこのブドウは、2020年にはメルローワインとしてデビューする予定です。今後同ワイナリーではイル=ド=フランス県で栽培されたブドウのみを使ったワインを年間で最大3,000本リリースしていく計画だそうですが、この内の何本がエッフェル塔内で生産されるかは明らかになっていません。

同ワイナリーのフェイスブックページによると、醸造所は「毎日朝9時〜夜11時までエッフェル塔の1階」で公開されているということです。(注意点が2つあります。ヨーロッパの「1階」は、日本でいう2階に該当します。また見学にはエッフェル塔の入場料が必要です。)ラ・ワイナリー・パリジェンヌでは、ワインのテイスティングも行われています。出て来るのはエッフェル塔産のワインではありませんが、エッフェル塔にはエッフェル塔産のワインのためだけに行くわけではないでしょう?

…少なくとも今のところは。

この記事はFood & Wine誌のマイク・ポムランツによって書かれたもので、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じて合法的にライセンスされています。ライセンスに関する質問については、legal@newscred.comまでお問い合わせください。

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