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ビール、ワイン、ジンに続く、イギリス王室謹製の品とはいったい?

エリザベス女王謹製「Royal Estate」のケチャップ&ブラウンソースは、お値段も一級品です。

民主主義の世の中になってからは、イギリス君主がお金を儲けるのも昔ほど楽ではなくなりました。しかしイギリスの王室は商売上手。現在の女王、エリザベス2世は、ここ数年の間にビール、ワインバッキンガム宮殿サンドリンガム邸で収穫した材料を使ったジン2種をリリースしてきました。

こうしてアルコール市場進出を果たした女王は、次にお酒から少し距離を置いた(王室御用達のハードセルツァーが登場するのはまだ先でしょう)、調味料の発売に乗り出したのです。

エリザベス女王がブラウンソースとケチャップを発売 Max Mumby / Indigo / Getty Images

イギリスの大衆紙「The Sun」の独占報道によると、イギリス王室謹製ブランド「Royal Estate」からはトマトソースとブラウンソースの2種類が発売される予定です。トマトソースって何だろうと思うかもしれませんが、イギリスではケチャップをこう呼びます。またブラウンソースは、ケチャップのようにどろっとした中濃ソースに似た調味料です。ブラウンソースのブランドとして有名な「ハインツ」のHPは、イギリス各地のレストランで見かけるほど人気です。

どちらのソースも、女王が所有する邸宅の一つ、サンドリンガム邸で製造されるということです。ジンもここで造られています。

「朝食はもちろん、一日中いつでも楽しめる」と評されるトマトソースには、デーツ、リンゴ果汁、スパイスが、ブランソースには「お酢とスパイスがふんだんに」使われているとのこと。

エリザベス女王のような食事をしてみたいと思うなら、お金に糸目をつけてはいけません。どちらも295グラム入りのボトルが約1100円(6.99ポンド)で販売される予定ですが、450グラムのHPソースが300円ほど(2.75ポンド)で買えることを思えば、かなりの高級品です。

「1瓶買うのに6.99ポンドも払うなら、中身はワインがいいですね」といかにもイギリス人らしいユーモアのあるコメントをした人もいるとか。サンドリンガム邸のオンラインショップに、女王の新ソースはまだお目見えしていませんが、The Sunによると、販売時期は明かされていないそうです。とはいえ女王もイギリス人ですから、イースターまでには発売されるのではないでしょうか。

この記事はFood & Wine のマーク・ポメランツが執筆し、 Industry Diveパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされています。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comまで

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