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正月の一家団欒を彩る、おせち料理。【Pen:2016年1月1日号掲載】
京都・南禅寺畔の「瓢亭」は、創業450年の料亭。朝がゆや、瓢亭玉子が名物だが、新年にその味を堪能するならおせち料理だ。
「冷めてもおいしい料理を、美しく詰める。おせちには、日本料理の長けている点がよく活かされていると思います。家族で、いろいろな料理を少しずつつまめるのが醍醐味ですね」
伝統を受け継ぐ瓢亭15代目・髙橋義弘さんはそう語る。瓢亭の定番となりつつあるおせち料理は、鰆の幽庵焼き、ぐじの雲丹挟み焼き、サーモン砧巻きなど。料理は時代ごとに進化するもの。瓢亭も慣習ばかりにとらわれず、料理は少しずつ進化している。
※「Pen」2016年1月1日号掲載の記事です。
こちらは“ヱビスマガジン”の記事です。