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2017年末のご挨拶~グランポレール勝沼ワイナリーより~
今年も残すところ、あとわずかとなってしまいましたが、皆さんの2017年はどんな1年だったでしょうか?
さて、私の2017年は、公私にわたり充実した1年になりました。
まず、「公」の方は、日本ワインコンクールで「グランポレール山梨甲州樽発酵2016」と「グランポレール長野古里ぶどう園貴腐2011」の両方で「金賞」「部門最高賞」をいただくことが出来ました。
「グランポレール山梨甲州樽発酵」は、昨年受賞の2015ヴィンテージに続いて2年連続の「金賞」「部門最高賞」のダブル受賞。
私たちのワイン造りが決してまぐれでなく、確かな技術力に支えられていることを認めていただきました。
うれしいのは、いろんな方から「グランポレールの甲州樽発酵は飲むとわかる。他とは違う!」と言っていただくこと。
こうなったら、3年連続、狙うしかありません。
次に「私」の方。
今年、私は「ソムリエ」試験に挑戦しました。周囲が取りはじめて、外堀を埋められつつあったということもありますが、実は、今年我が家は受験生がふたり。
親として頑張る姿を見せておこうという気持から挑戦を決意しました。いやあ、分厚い教本を相手に、久しぶりに猛勉強しました。夏休みはなかったです。
資格のために始めた学習ですが、ワインメーカーとして得るものもたくさんありました。やっぱり気候と土壌が、その土地に適したぶどう品種を決めているんだなあ、という再確認とか、まだまだ飲んでいない地域、ワインがたくさんあるなあ、という反省?とか。
結果ですか? はい、何とか合格して、親の威厳を保つことが出来ております。
来年も、私たちは皆さんに驚きと感動をご提供できるグランポレールをつくって参ります。
皆さんの2018年が、喜びと幸せに満ちたわくわくした1年になることを祈念して。
グランポレール勝沼ワイナリー チーフワインメーカー 工藤