CHEER UP! 毎日の“ワクワク”した暮らしを“応援”するポータルメディア

閉じる
  1. HOME
  2. 遊ぶ
  3. OTOAJITO:シンガーソングライターの 崎山蒼志さんをお迎え♪

CATEGORY : 遊ぶ

OTOAJITO:シンガーソングライターの 崎山蒼志さんをお迎え♪

静岡県浜松市出身の崎山さん。父親がブラックミュージックやロック、母親がヴィジュアル系の音楽を好んでいたということで、小さい頃から音楽に触れる機会が多かったとのこと。崎山さんは母親の影響でヴィジュアル系バンドのミュージックビデオをよく見ており、特にThe GazettEというバンドに魅了されたそうです。「4歳くらいの頃でした。お母さんのDNAを引き継いでいたんですかね。The GazettEにハマって、『ギターを弾きたい』と言っていたら、おばあちゃんがギター教室に通わせてくれることになりました。」4歳でギター教室に通い、最初はクラシックギターで童謡などを弾いて練習をしていたと話しました。

ギター教室では後にバンドを組み、NUMBER GIRLなどをコピーしていたそうですが、他のメンバーとの予定が合わなくなってきた中学生の頃、路上で弾き語りを始めたとのこと。その路上ライブが注目を集め、インターネット番組「日村がゆく」の企画、『高校生フォークソングGP』に出演し、優勝をします。「バナナマンの日村さんが大好きだったんですけど、急だったんで最初はスパムメールだと思ったんですよ。でもどうやら本当らしいぞと思って出てみたら、放送後に面白いと思ってもらえたみたいで、デビューに至りました。」と経緯を話しました。ちなみに作詞作曲は小学校6年生の頃から始めていたそうです。

そんな崎山さんが初めて買ったCDはKANA-BOONの『盛者必衰の理、お断り』「小学校5年生くらいの時で、ヴィジュアル系から邦楽ロックが好きになっていて、KANA-BOONにビビッときたんです。歌声とか歌詞、あとはメロディがキャッチーなところが新鮮でしたね。この後くらいから自分で曲を作り始めたので、ここがスタートっていう感じです。」ヴィジュアル系から邦楽ロックを聴くようになったのは、SEKAI NO OWARIがテレビに出ているのを観て、「メイクしていない自然な人たちもカッコ良い」と思ったのがきっかけだったそう。この時期に他に聴いていた音楽として、クリープハイプの「社会の窓」という曲も挙げました。

尊敬するミュージシャンとして名前を挙げたのは向井秀徳さん。「めっちゃ好きですね。 NUMBER GIRLは僕が生まれた年に解散しているんですが、きのこ帝国というバンドがNUMBER GIRLを好きだと言っていて、聴いてみたらハマったんです。あとは同時期にテレビで椎名林檎さんと向井さんが共演しているのを観て、この人カッコ良いなって思いました。向井さんのデンジャラスさ、あとは楽曲のオリジナリティに惹かれます。NUMBER GIRLの焦燥感もカッコ良いですけど、ZAZEN BOYSはシュールでソリッド。なんというか、向井さんの噺家のようなところも好きですね。」

向井さんと共演した際のエピソードも。「アンコールで一緒に曲をやろうって言ってくれて、楽屋でリハーサルをしたんですけど、向井さんが『ちょっと湿らせとくか』って言ってビールを飲んでたんですよ。『湿らせとくか』っていう表現初めて聞いたと思って、向井さんイズムを感じて嬉しかったですね。」と語りました。

ライブにもよく足を運ぶという崎山さん。印象に残っているアクトとして最初に挙げたのは、SONICMANIA 2024で観たというアンダーワールド。「始まった瞬間からカッコよくて、最後に「Born Slippy (Nuxx)」が流れた時に、無形文化遺産とか絶景を見ているような気持ちになりましたね。みんなの盛り上がりも含めて、超食らいました。」

続けて挙げたのは、こちらも昨年来日公演をおこなったトム・ヨークのライブ。「中学3年生くらいの時にレディオヘッドが好きになって、今回初めてトム・ヨークを観たんですよ。『うわ、実在した!本物や!』って思いました。聴きたい曲も聴けましたし、なによりもトム・ヨーク自身が超楽しそうで、そのお茶目なところが衝撃でしたね。ライブが終わった後に涙するくらい良かったです。」2月に来日するバンド、フォンテインズD.C.のライブも楽しみにしているそうです。

  • LINE