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OTOAJITO:toconomaから 西川隆太郎さんをお出迎え♪
toconomaは東京・渋谷で結成されたインストゥルメンタルバンドで、メンバー全員が別の仕事をしながら土日に活動をおこなう、自称“週末バンド”。バンドリーダーの西川さんは、今回OTOAJITOに初出演ということで、音楽遍歴や仕事とバンド活動の両立について、詳しくお話を伺いました。
東京出身の西川さん。1歳違いの姉の影響で幼少期にピアノを習っていたそうですが、あまり興味を持てず、自分で音楽をやってみたいと思ったのは、小学校の高学年の頃だったんだとか。「市のギター教室に友達と行く機会があって、音楽って楽しいなって初めて思えたんです。そこではサイモン&ガーファンクルとか結構渋い音楽をやっていました。」家ではクラシックがよく流れていたそうで、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」が特に印象に残っているとのこと。
「この曲ばかり聴いていました。クラシックの中でも、メロディがはっきりしているものは好んで聴いていた記憶があります。抑揚に心が揺さぶられる感覚が好きでしたね。」と話しました。
そんな西川さんが初めて買ったCDは、CHAGE and ASKAの「YAH YAH YAH」のシングル。「いわゆるマキシシングルっていうんですかね?縦長の短冊のCDなんですけど、輪っかのような変換アダプターをつけて、車の中で聴きたいっていう、謎の欲望みたいなのがあったんです。初めてCDショップに行って買ったので、鮮明に覚えています。」J-POPを好んで聴いており、中学になるとGLAYやL’Arc〜en〜Cielが流行っていた影響でエレキギター購入し、バンドスコアを見ながらコピーをしていたとのこと。
さまざまな曲をコピーする中で、バンドで演奏する楽しさを強く感じたのは、BRAHMANの「SEE OFF」だったそう。「高校の時によくコピーをしていた曲なんですが、演奏をしていると、バンドが好きな自分を認識したというか、バンドをやることが人生で一番楽しいって感じたんですよね。」この曲は現在のバンドメンバーではなく、高校の同級生と演奏していたそうですが、今でもそのメンバーとは繋がりがあり、「そういう意味でも自分の中ではかけがえのない1曲です。」とも述べました。
現在、toconomaではキーボードを担当している西川さんですが、ギターから鍵盤へ転向したのは20歳の頃。「大学に入ってコピーバンドをやっていたんですが、あまりにもギター人口が多いと思ったんです。小さい時に少しピアノをやっていたこともあったので、
なんとなくピアノを弾いてみようかなと。聴いていた音楽が、スカとかレゲエ、ジャズとかに広がっていたのも要因だったのかもしれません。」
こちらは“OTOAJITO”の記事です。