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ぶどうは花が咲き、実が付き始めました!
今回は、6月の安曇野池田ヴィンヤードから、この時期のぶどう園の様子をお届けします。
【ぶどうの様子】
今年は3月の気温が低かった影響で、芽吹きは昨年より4~13日遅く、花の咲き始めは昨年より
3~9日遅くなりました。
5月は晴れの日が多かったことから、新梢(今年伸びてぶどうの房が付く枝)は太陽の光を
たくさん浴びて元気に伸びています
例年、6月上旬~中旬頃は、ぶどうの花が満開になります。
ぶどうの花は、派手な花びらもなく、ひとつひとつの花は見落としてしまいそうなほど小さいですが、やがて実をつけて立派な房になります。
この時期のぶどう園では、ぶどうの花の甘い香りがほのかに感じられます。
ぶどうの花が満開になるこの時期は、天候によってぶどうの実の付き具合が大きく左右される
時期でもあるため、 私たちぶどう園スタッフは 心配が尽きません。
今年は今のところ、ぶどうは順調に実を付けていて、ほっとしています。
今年の収穫にも期待できそうです!
【この時期の作業:芽かき】
新梢を適度に間引いてやることで、風通しが良くなり、太陽の光がしっかりと当たり、
ひとつひとつの新梢や房に養分が集中して生育が良くなります。
【この時期の作業:新梢誘引】
新梢の向きを揃えて垣根のワイヤーに固定してやることで、風通しが良くなり、太陽の光がしっかり
と 当たり、またひとつひとつの新梢や房の生育が良くなり、作業がしやすくなります。
色々な方法がありますが、安曇野池田ヴィンヤードでは、新梢から伸びた巻きひげがワイヤーに
からみつく性質を利用して、「新梢をワイヤーに挟み込む方法」を採用しています。
テープ等で固定するよりも省力化になると考えています。
芽吹きから収穫にかけての天候や栽培管理は、ぶどうの品質・収穫量、樹の生育などに大きく影響
します。人間が天候を変えることはできませんが、ぶどうができるだけ力を 発揮できるように
サポートすることはできます。
私たちぶどう園スタッフは、ぶどうの生育を注意深く観察しながら、おいしいワインの原料になる
健全なぶどうを収穫できるよう、今後もしっかりサポートをしていきます。
安曇野池田ヴィンヤード 石原 大輔
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