CHEER UP! 毎日の“ワクワク”した暮らしを“応援”するポータルメディア

閉じる
  1. HOME
  2. 知る
  3. 森永製菓とサッポロビールが仕掛ける新しいビール(※)の可能性 小枝を使った“飲みやすい黒”「MILD BLACK with小枝」が誕生! ※本製品の品目は発泡酒です。

CATEGORY : 知る

森永製菓とサッポロビールが仕掛ける新しいビール(※)の可能性 小枝を使った“飲みやすい黒”「MILD BLACK with小枝」が誕生! ※本製品の品目は発泡酒です。

1971年の発売以来、多くの人に愛され続けている「小枝」の製造過程で生じる副産物を原料とした本品。缶を開けると小枝の香りがふわりと感じられ、一口飲むとビールの苦味の中に小枝らしいマイルドさが味わえます。「あっ、小枝だ!」と思わずにはいられない、新しいビール体験ができるように仕上がりました。

今回、森永製菓株式会社のマーケティング部門に所属し、「小枝」を担当する笛木真優さんを迎え、サッポロビール株式会社「MILD BLACK with小枝」ブランド担当の小川真広、開発担当の新井健司、醸造担当の谷川知沙(※)と「MILD BLACK with小枝」が生まれた背景や、本品に込めた思い、工夫したこと、オススメの飲み方を聞きました。

(※)谷川はドイツに留学中のため、本取材にはオンライン参加

小枝のまだ見ぬ魅力を引き出す⁉ 「MILD BLACK with小枝」が誕生するまで

——お菓子の「小枝」がビールになったと聞くと、驚くと同時に「どんな味なのだろう」と期待する方も多いと思います。まずは「MILD BLACK with小枝」が生まれた背景について教えてください。

新井:森永製菓さんとサッポロビールが所属している、食品メーカーを中心とする食のコミュニティ「FOOD UP ISLAND」(以降、FUI)での活動がきっかけです。メーカーには商品を製造するときに生まれる副産物の使い道が課題となっているケースがあります。FUIでは複数のメーカー同士が協力し合い、新しいことへチャレンジする機会がありました。そこで、2023年1月にサステナビリティをテーマに森永製菓さんとコラボしてイベントに参加することになったんです。

テーブルに座っている男性中程度の精度で自動的に生成された説明

——イベントに参加したお客さまの反応はいかがでしたか?

新井:サステナビリティへの取り組みといったこと以上に、お客さまからは、業界の違う2社がタッグを組んで新しいチャレンジをすることに対して、ポジティブな反応をいただきました。サステナビリティの認知度は高まっていますが、それだけでは購買意欲を高めることにはつながりにくい。しかし、イベントを通して、業界も異なる2社が共通の目的のもと一緒になって取り組んで、既存のモノから新しいものを生み出す取り組みは、多くの方の期待や楽しさにつながるのだと実感しました。そこで、「商品化を本格的に目指しましょう」と森永製菓さんに相談させていただき、同社の中でもサステナビリティと関わりが深い「小枝」を使って商品をつくることになりました。

——「小枝」は過去にも他社とお菓子のコラボレーションを実施していますね。笛木さんはサッポロビールからコラボレーションの提案があったとき、どのように受け止めましたか?

笛木さん:ビールになったときに小枝らしさをどう感じていただくのか、小枝らしさをどこに残すのかについて、社内でよく議論しましたね。チョコレート感やナッツ、パフなどはまさに小枝を象徴するもの。これらの要素を生かしてどのように仕上げるのか……また、小枝ファンの方々に納得していただけるような“小枝らしさ”があり、黒ビールファンの皆さまにも満足していただけるものをつくるには——。期待と同時にビールづくりの難しさを感じていました。

黒いシャツを着ている女性中程度の精度で自動的に生成された説明

一方で、ビールとは今までコラボしたことがなかったので、小枝のまだ見ぬ新しい魅力を引き出せるのではないか? と思い、ワクワクしたのを鮮明に覚えていますね。小枝はサステナビリティとも親和性があります。1971年に発売された小枝は、「高原の小枝を大切に」というスローガンとともに登場しました。発売当初から自然を大切にすることを訴求してきたブランドで、パッケージの紙部分には環境に配慮した「FSC®認証紙」を、個包装フィルムの一部に植物由来の「バイオマスプラスチックフィルム」を使用しています。今回のコラボは食品ロス削減につながる取り組みなので、ポジティブな取り組みになると受け止めました。

——コラボレーションが決まったときサッポロビールの開発チームはどのような期待をしましたか?

小川:カテゴリーが違うメーカー同士のコラボレーションにワクワクし、可能性を感じました。「小枝は好きで食べているけれど、ビールはあまり飲まない」という方や、ビール好きの方に新しい体験が届けられると思いましたね。

小枝らしさ”と“黒ビールらしさ”をどう表現するか…「飲みやすい黒」ができるまで

——ここからは「MILD BLACK with小枝」を飲みながらお話を伺います。まずは乾杯しましょう!

一同:乾杯!

人, 屋内, テーブル, 男 が含まれている画像自動的に生成された説明
屋内, 人, テーブル, 座る が含まれている画像自動的に生成された説明
  • LINE