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ワインと巡る世界の美景旅 第5回
ニュージーランド南島、心を浄化する美景に出合う旅

まだまだ気軽に海外旅行に行けない昨今、気分だけでも旅を満喫したい!そんな方にお届けする世界の美景特集。各地の美しい景色を眺めながら、その土地のワインを飲めば、行かずとも旅気分に浸れそう。グラス片手のバーチャルトリップ。第五回はニュージーランドの南島から、ダイナミックかつ清らかな心癒やされる美景を紹介します。

text WINE OPENER編集部

【ワインと巡る世界の美景旅シリーズ】

▼第1回:アメリカを代表する銘醸地ナパ・ヴァレー

https://blog.sapporobeer.jp/knowledge/16848/

▼第2回:アンデス山脈のふもとに広がるアルゼンチン・メンドーサ

https://blog.sapporobeer.jp/knowledge/16858/

▼第3回:オーストラリア東南部、雄大な自然の宝庫ニュー・サウス・ウェールズ州

https://blog.sapporobeer.jp/knowledge/16866/

▼第4回:急峻な北アルプスのふもと、豊かな自然と清らかな湧き水に恵まれた安曇野

https://blog.sapporobeer.jp/knowledge/17227/

ダイナミックな自然が生み出す美景スポットへ

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北島、南島の2つからなるニュージーランド。国土は南北に細長く、日本の4分の3ほどの面積に、504万人(日本は1億2,500万人)が暮らしています。人口密度は日本の335人/㎢に対し、ニュージーランドは17.9人/㎢ほどで、乳製品・畜産・羊毛をはじめとした1次産業が主産業。

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ちなみに、ニュージーランドで飼育されている羊は約2,730万頭で、人間よりも圧倒的に羊が多く暮らす、牧歌的でのどかな島国です。
日本と同じく四季がありますが、夏と冬は逆で6~8月が冬、12~2月が夏。天気がめまぐるしく変わるので、1日のうちに四季があるとも言われます。
今回は、ニュージーランドを代表するワイン、ソーヴィニョン・ブランの故郷であるマルボロを中心に、南島に点在する美景を巡ってみましょう。

ニュージーランド随一のワインの産地、マルボロを訪ねる

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ニュージーランドワインといえばソーヴィニヨン・ブラン。そう言っても過言ではないでしょう。ソーヴィニヨン・ブランはニュージーランドのブドウの全収穫量の約76%を占め、なかでも国を代表する産地が南島のマルボロです。見渡す限りの丘陵地帯にどこまでもブドウ畑が続き、その間に小さなブティックワイナリーが点在しています。
ワイナリー巡りは、レンウィックの村を起点にすると良いでしょう。周辺には30あまりのワイナリーがあります。風光明媚なワイン畑のなかにあるワイナリーを巡って、お気に入りのワインを探してみましょう。

1,500kmにもわたる海岸線が織り成す唯一無二の絶景、マルボロ・サウンド

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マルボロの北部には太古の渓谷に海水が流れ込み沈降してできた、複雑に入り組んだ海岸線が続いています。一帯はマルボロ・サウンドと呼ばれ、50カ所以上の自然公園が点在。エメラルドグリーンの海でのダイビングやセイリングをはじめ、稜線を歩くハイキングや、ペンギンやイルカ、オットセイなどを探しにでかけるアニマルウオッチングクルーズが人気です。

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