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原料は「い草」。熊本出身の同級生タッグが生んだ、
“たたみかける苦味!?”を味わうビールとは!

HOPPIN’ GARAGEから新たに発売された商品は、「い草」が主役!
熊本県出身でビールが大好きなおふたり、中島元成(なかしま・もとなり)さんと、河北一也(かわきた・かずや)さんの人生ストーリーをもとに誕生しました。

(※本商品は、通常のビールと同様に麦芽比率50%以上の商品ですが、原料の一部にいぐさ粉末などを使用しているため、日本の酒税法上は発泡酒に区分されます)

え、「IGUSA」って、畳の原料として使用されるあの「い草」……? 一体どんなビールなのでしょうか。

熊本県の特産品であるい草の粉末をたっぷりと使用し、い草の香りがほんのりと感じられ、口の中にじんわりと広がる苦味が特徴です。風味を楽しみつつも飲みやすく、後味はスッキリとしているんですよ!

中島さんと河北さんは、なぜ「い草」を使おうと思ったのでしょう? ビールに込められた思いとは? おふたりにお話を伺いました。

高校の同級生と一緒に、ビールを企画しようと思った理由

ビールが大好きなプログラマーの中島さんと、ビールが好きすぎて脱サラし、ビアパブや酒屋で経験を積んだ河北さん。おふたりは熊本県出身で、工業高校の電子科に在籍し、3年間クラスが一緒だったそう。高校卒業後、お互いが上京してから定期的に会うようになったと言います。

中島元成さん

中島さん(以下、中島):20歳を過ぎてからは河北と一緒にお酒を飲むようになりました。お酒の趣味も合い、ビアパブへ頻繁に通うようになったんです。

数あるお酒の中でもおふたりは揃って「ビール」が好き。種類の多さが魅力だと言います。

河北さん(以下、河北):お酒を飲めるようになった当初は、とりあえず喉越しを楽しむために、酔っ払うために飲んでいました。ですが、さまざまなお店に行くようになり、味わい深いビールがたくさんあることを知って、美味しさにハマったんです。

中島:私は多種多様なビールを求めて、新婚旅行もベルギーへ行ったほど(笑)。ベルギーにはビアバーがたくさんあるんですが、どのビアバーでも100種類ほど瓶ビールが置いてあるんですよ。「こんなにビールがあるんだ」という発見や感動、面白さに惹かれていきました。

そんなある日、中島さんが見つけたのがHOPPIN’ GARAGEの企画。河北さんの顔がすぐに思い浮かんだそうです。

中島:お酒の趣味が合うことと、何より河北はビアパブの仕事に携わっていたので、「企画として成立するのか?」という視点を持ってアドバイスしてくれると思いました。また、私は自分ひとりで何かを表現したいというよりも、誰かと一緒に何かをやって「あれ楽しかったよね!」と言いながらお酒を飲みたいタイプ。河北と一緒なら面白いものを生み出せる予感がありました。

ふたりのルーツを紐解き、“熊本”に辿り着いた

中島さんから誘われてすぐに「面白そう!」と感じた河北さん。応募に向けて本格的に動き出しますが、「い草」のビールを企画するまでに、どんなことを考えたのでしょうか?

河北一也さん

河北:まずは「どんな材料を使うのか」「どんなつくり方をするのか」というふたつの方向からアイデアを出していきました。アイデアを出していくうちに、ふたりで応募するからこそ、「共通のルーツはなんだろう」と考えるようになって。

そのときに自然とイメージできたのが故郷の「熊本」だったんです。「せっかく企画を考えるなら、ビールをきっかけに熊本について知ってもらえたら嬉しいよね」と話して方向性が決まりました。

中島:方向性が決まってからは、じゃあ熊本の特産品で、“THE・熊本”とわかってもらえるようなものはなんだろう? と考えはじめました。トマト、馬刺し、辛子蓮根……、さまざまな熊本の特産品を挙げましたが、どれもメジャーなものばかりで他の応募者と企画がかぶってしまうのではと懸念しました。

出身者である自分たちだからこそ思いつく唯一無二のビールにしたい。そこで、多くの人に知られている熊本の食材は避けて案を出し合い、「い草」に辿り着いたんです。


まだまだ続くお二人のインタビューは、ホッピンガレージにて♪

できたらいいな。を、つくろう。
2018年に始まったHOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)は、人生ストーリーをもとに生み出した新しいビールづくりをはじめ、絵本やゲームやラジオなどこれまでの発想にとらわれないユニークな形で、ビールを楽しむための「できたらいいな」を実現し続けています。

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