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練馬「Vin sereno」懐かしの地元で発見、新潟食材ビストロ

あのお店はなぜ時代を超えて愛されるの? お客さんがみんな笑顔で出てくるのはどうして? 赤星探偵団の5代目団長・宇賀なつみさんが、名店の暖簾をくぐり、左党たちを惹きつけてやまない「秘密」を探ります――。 (※撮影時以外はマスクを着用の上、感染症対策を実施しております)

■わたくし、生まれも育ちも練馬区大泉

サッポロラガービール、通称“赤星”を求めて、宇賀なつみ団長が颯爽と降り立ったのは練馬駅。今日はいつにも増してリラックスムードとお見受けする。

それもそのはず、練馬区は宇賀団長の地元。宇賀団長は生まれも育ちも練馬駅からちょっと先の大泉学園駅で、大泉南小学校、大泉第二中学校、大泉高校で多感な青春時代を送ったという生粋の練馬人。区役所や文化施設が集まるこの練馬駅界隈は、練馬区のメトロポリス。練馬オブ練馬だ。

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宇賀: 練文(練馬文化センター)は合唱コンクールや吹奏楽部の発表とかでよくきたし、二十歳になって初めて期日前投票したのは練馬区役所だったし、この辺はとってもなじみ深い場所です。とはいえ、練馬でお酒を飲もうという機会はこの歳になるまでなかったから、今日はなんだか新鮮!

訪れたのは、練馬駅からすぐの路地にある「Vin sereno(ヴァン セレーノ)」。ヴァンはフランス語で「ワイン」、セレーノはイタリア語で「晴れ晴れとした」といった意味で、このふたつの言葉を組み合わせた店名には、フレンチ&イタリアンの美味しい創作料理とお酒をカジュアルに楽しんでほしいという想いが込められている。

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口開けはもちろん赤星。蒸し暑い外を歩いてきたあとの喉を、キンキンに冷えた赤星で潤そう。

――いただきまーす!

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宇賀: んっ、おいしいっ! まだ陽が高いうちからやる一杯はまた格別ですね。

おなかはペコペコ。さてさて、何をいただこうかしら……。

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■フレンチとイタリアンをいいとこ取り

こちら「ヴァン セレーノ」は12年前にオープンした、いまやディナーは予約必須の人気店。店主の五十嵐幸太郎さんは新潟県六日町の出身で、専門学校でスポーツ栄養学を学んだあと、井荻駅の南欧料理店で8年間修業した。その間、師事するシェフが3人交代し、それぞれ料理のスタイルがまったく異なっていたことから、幅広い知識と技術を身につけることができた。

そろそろ新天地でさらに経験を積みたいと考えていたタイミングで、「ヴァン セレーノ」の立ち上げに誘われて移籍。それまで培った技術を活かして、旬の素材を使った創作系フレンチ&イタリアンの店をつくり上げた。4年前に同店を買い取って独立してからは、さらにメニューは自由奔放に。ありそうでない、魅惑的な品書きが並ぶようになった。

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