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赤星★捜査ファイル#39
新宿二丁目「へぎそば昆」蕎麦居酒屋で半年ぶりの本気呑み

あのお店はなぜ時代を超えて愛されるの? お客さんがみんな笑顔で出てくるのはどうして? 赤星探偵団の5代目団長・宇賀なつみさんが、名店の暖簾をくぐり、左党たちを惹きつけてやまない「秘密」を探ります――。 (※撮影時以外はマスクを着用の上、感染症対策を実施しております)

 

■蕎麦屋で一杯への思いを募らせて

「お蕎麦屋さんって幸せな場所。蕎麦屋の気の利いた肴で呑む“蕎麦前”は、なんだか大人の嗜みって感じだし、蕎麦で〆て仕上げる感じも気持ちよくて。蕎麦をつまみにまたちょっと呑んじゃって、結局締まらなかったりもするけれど」とは、赤星探偵団の宇賀なつみ団長の弁。

外での一杯自体がむずかしくなってしまった長い緊急事態制限下で、蕎麦屋呑みへの憧憬が募りに募った宇賀団長は、蕎麦前も〆の蕎麦も盛大に楽しんでやろうと、蕎麦居酒屋へやってきた。

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新宿二丁目の真ん中で30年以上続く「へぎそば昆 新宿本店」は、新潟県新発田市出身の創業者、昆さんの新潟への郷土愛がいっぱいに詰まった店。バーやスナックが建ち並ぶエリアにあって、店内に入ると古民家風の空間に都心のど真ん中にいることを忘れることができる。

宇賀: さあ、なにはともあれ、まずは赤星をいただきましょう!

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赤星探偵団の団長といえども、店でしか飲めない赤星の瓶ビールを飲むのはずいぶんと久しぶり。はやる気持ちを抑えてトクトクトク……。

――いただきまーす!

宇賀: あ゛―――。美味しい。これですよ、これなんです。私が味わいたかったのは! 家では味わえない贅沢だなあ。だって、もう、この取材も半年ぶりですよ。前回の横浜の「登良屋」さんは、まだ桜が咲く前で肌寒かったのを覚えています。長かったなあ。

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(もう一口グビリとやって、メニューを開いて)それと、こうして赤星をいただきながら、おつまみをどれにしようか考えるこの時間。これは家飲みにはない楽しみなのようねぇ。

お、やっぱりありますね、のっぺ。まずは、のっぺをお願いしまーす。

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■先発完投型の万能おつまみ「のっぺ」

「のっぺ」とは、新潟を代表する家庭料理のひとつ。さまざまな野菜を煮込んだ「のっぺい汁」は全国各地に見られる郷土料理だが、「のっぺ」は汁というより根菜を中心に薄味で煮含めた煮物で、冷たくして食べるのが基本。新潟では、お母さんの味を象徴する常備菜であり、ハレの日には欠かせないソウルフードである。

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宇賀: 里芋、れんこん、にんじん、しいたけ、ごぼう、鶏肉。あ、いいお味。鰹のお出汁がしっかりしみていて、どれも食感がよくて。

冷たくしていただくってところもいいのよね。はじめに頼んで、ちょこちょこと、ずっと最後までつまめる先発完投型の頼りになる存在。


まだまだ続く、宇賀なつみ団長の半年ぶりの本気呑みの様子は、赤星探偵団にて♪

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