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分倍河原の老舗で「大串もつ焼き」に心を弛めた夜<100軒マラソン 第59給水ポイント >
東京西郊、府中市に、分倍河原という駅があります。立川と川崎を結ぶJR南武線と、私鉄の京王線が連絡する駅で、一見して田舎の小駅ですが、利用客は多い。
私の場合、自宅と東京競馬場のちょうど中間にあたるこの駅周辺には、行きつけの蕎麦屋があるし、好きな居酒屋もあります。今年はついに競馬観戦に出かけることがなかったけれど、まあ、それはそれです。
今回、赤星100軒マラソンにて、この店に顔を出せることが決まったときは嬉しかった。勝手知ったる土地の、知っている店に、ちょっと久しぶりで行ける。それだけでも嬉しいし、コロナ禍で、みなさんたいへんだったろうなと思いながらなかなか足を運べなかった店は、かなりの数に上るからです。
大竹聡 (おおたけ・さとし)
1963年東京都生まれ。
早稲田大学第二文学部卒業後、出版社、広告会社、編集プロダクション勤務を経てフリー。伝説のミニコミ誌『酒とつまみ』創刊編集長。著書に『中央線で行く
東京横断ホッピーマラソン』『下町酒場ぶらりぶらり』『大竹聡の酔人伝』『愛と追憶のレモンサワー』など。最新刊『新幹線各駅停車
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こちらは“赤星探偵団”の記事です。