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江戸川橋で家族愛に気絶する大衆割烹とは?<アニ散歩 41本目>
長袖のポロシャツが好きだ。イタリアの爺さんが着ていそうな野暮ったい感じがたまらない。黒のトップスに生成りのチノパン、そして足元は茶靴でハズす。
マイ・スタンダードなラコステは袖を少しだけまくり、ボタンを全て留めるとこなれて見えるのだ。
天然ラバーのソールが歩きやすいパラブーツのシャンボードはデカタグの古いものが気に入っている。そんなスタイルで江戸川橋の路地裏へ。
昭和の染み込んだ暖簾を潜ると、そこは昭和遺産酒場だ。オヤジさんの佇まいに俺の昭和センサーが強烈に反応している。手書きの品書きを見ただけでほろ酔いだ。
【プロフィール】
片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない49歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島
こちらは“赤星探偵団”の記事です。