サッポロビールが取り扱うシャンパーニュブランド、 TAITTINGER【テタンジェ】。
レポート前編に引き続き、後編ではイベント開始後の様子を報告します。

会場となった法隆寺宝物館には、多くのゲストが集まりました。


イベント冒頭には、テタンジェオーナーのピエール・エマニュエル・テタンジェ氏が挨拶をし、数多くの受賞歴を誇る、コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブランで乾杯を行いました。

ピエール・エマニュエル・テタンジェ氏は、第二の故郷と称する日本で開催される今回のイベントを、大変心待ちにしていたということです。

グラスは、フランスのグラスメーカー「バカラ」を使用しています。



みなさん、テタンジェとともに、ひとときを楽しんでいるようです。

DJは、沖野修也さんです。
沖野さんは世界を舞台に活躍する、日本でもっとも著名なジャズ・クロスオーバーシーンのDJであり、プロデューサーでもあります。

沖野さんは、今回実際にフランスにあるテタンジェのシャンパーニュ・メゾンで取材を行い、現地で感じたインスピレーションを基に、フランスでレコードを購入し、当日の音楽構成を組み立てました。
当日は、沖野さんが感じ取ったテタンジェのストーリーと情熱を、音楽で表現します。

スクリーンには、沖野さんの音楽とともに、現地で撮影された映像が流れます。

そして、その音楽に重なるように、神田さおりさんによるライブペインティングが始まります。

神田さんは「踊絵師」で、音楽に合わせて踊りながら大きなキャンバスで絵を描くことで、世界を舞台に活躍されています。
今回は、沖野さんとともに訪れた、フランスのテタンジェのシャンパーニュ・メゾンで数多くのスケッチを行い、現地で思い描いたビジョンを描き溜めて帰国しました。
会場で描く絵のテーマは、シャンパーニュの材料である「ぶどう」です。
最初はゆっくりと、筆でキャンバスを撫でるように、ぶどうの枝を描きます。

神田さんの一連の動きはとてもスムーズで、ゲストはその艶やかさに一気に引き込まれていました。
全身を使った表現からは、深いエネルギーを感じます。

音楽の転換とともに、絵を描くムードも変わります。
二色で描かれた鮮やかなぶどうの実は、筆だけでなく手のひらを使って、大胆に表現されました。

神田さんのしなやかな動きは、ぶどうの枝に寄り添っているようにも見えます。

沖野さんの奏でる音楽と、神田さんのパフォーマンス、そして見守るゲストたちの存在。
会場全体で一つの物語を紡ぐように作品が完成に近づいていきます。

そして、クライマックスを迎えた音楽とともに、ぶどうの木の完成です。
ぶどうの蔦が太陽の光を浴びて、力強く、輝いているように見えます。
神田さんは、シャンパーニュはただ飲んで楽しむだけではなく、どこで誰と時間を共有しながら飲むのか、ということを含めたマリアージュが大切だと話していました。

この後も会場では、引き続きゲストの方々がテタンジェの世界観を堪能している様子が見られました。
皆さんも、次の乾杯の際は、シャンパーニュの空気を感じながらテタンジェを楽しまれてはいかがでしょうか？