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OTOAJITO:シンガーソングライターの さかいゆうさんをお迎え♪

さかいさんは2012年以来、13年ぶりのご登場ということで、今回は近況や最近の音楽事情など詳しくお話を伺いました。

前回出演された際には東京在住だったさかいさん。現在は故郷である高知県土佐清水市に拠点を移し、音楽活動をされています。「コロナ禍になってからリモートで仕事が出来るようになったのと、両親も高齢になってきましたし、僕の生産性が担保出来れば問題ないと思って、2021年くらいに引っ越しました。テクノロジーが発展している今だからこそ、田舎が元気になってほしいなって思います。僕も土佐清水にいて、飲み会なんかで歌ってみたりすると喜ばれるんですよ。そういうのも地域活動の一環というか、ミュージシャンとかは特に二拠点生活、オススメです。」と話しました。

さかいさんに最近好んで聴いている音楽について伺うと、挙がったのは演歌や歌謡曲でした。相変わらずニューヨークのジャズシーンなんかも好きなんですが、最新のジャズを聴けば聴くほど、昔の音楽に戻りたくなるんですよね。60年代、70年代の演歌、歌謡曲ってガラパゴスなので、今のフォーマットには絶対にない、ユニークな音楽なんです。美空ひばりさんとか前川清さん、和田アキ子さんの曲を真面目にコピーすることもあります。」

クリス・ペプラーも昭和の歌謡曲には魅力を感じているそうで、
先日残念ながら亡くなった、いしだあゆみさんの「あなたならどうする」を例に挙げ、「本当にスゴいよね。「あなたならどうする」っていう一節、ものすごく深いなって思う。」と述べました。これに対しさかいさんは、「人間のザラザラしている部分を出していてよかったと思うんです。今はそれを出してはいけない空気感もありますよね。やっぱり僕は音楽家として、その昭和のプリミティブな感覚をヒントにしたいなって思っています。」と語りました。

高知に移住した唯一のデメリットは、あまりライブに行けなくなったことだと話したさかいさんですが、高知で対バンをおこなったピアニスト大林武司さんの演奏はとても印象に残っているとのこと。「70分から80分くらいソロで演奏していたんですけど、それでも全然足りないくらいでした。ソロライブをあそこまで静聴したのは初めてでしたね。こんな風に(ピアノで)自分のことを語れるんだ!って驚きました。」

他にもネイト・スミス、キーファー、カートゥーンズというジャズシーン、ビートシーンを牽引するミュージシャンが共演するステージも観たそうで、「今っぽい盛り上げ方でしたね!このトリオの音源はないんですけど、ライブがヤバかったです。めっちゃイカしてました!」と振り返りました。

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