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OTOAJITO:WONKから 江崎文武さんをお迎え♪

福岡県出身の江崎さん。東京藝術大学の音楽学部を卒業後、東京大学の大学院を修了されています。「大学院では教育工学という領域で研究をしていました。平たく言うと、タブレット端末やパソコンを使って教育をおこなうと、どのようなメリットがあるかを研究する場所なんですが、僕は幼児の音表現をデジタル端末で支援するということをやっていました。」実際に幼稚園にタブレットを持って行って、絨毯を擦る音から蛙の鳴き声に似た音を作り出して、園児を楽しませたことがあると語りました。「小学校や中学校に行っても、合唱コンクールで歌ったり、みんなの前でリコーダーを上手く吹いたりする授業がいまだに多いですよね。それよりも簡単にビートメイクをしてみるほうが、普段聴いている音楽に近いものを生み出せるので、楽しいんじゃないかなと思うんです。」 と音楽教育についての考えも話し、クリス・ペプラーの興味を引きました。
研究と音楽活動を並行していた江崎さんですが、2016年にWONKで1stアルバムをリリースし、フェスへの出演などで多忙になり休学。その後、落ち着いた頃に復学すると、
サポートで参加したKing Gnuの「白日」が大ヒットし、修士論文の提出のタイミングが紅白歌合戦と被ってしまうなど、いつのまにか音楽の仕事への比重が増えていったとのこと。「どちらの世界もしっかりと見ることが出来たので、すごく楽しかったですが、研究生活と音楽活動の並走は2度とやりたくないですね(笑)移動の車や楽屋でもずっと論文を書いていたので。」と振り返りました。

WONKのメンバーとの出会いは、早稲田大学のジャズ研究会だったそう。「福岡から出てきて、周りもよく分からない中、ジャズが好きだったので、『ジャズ、サークル、一番古い』で検索をしたんです。それで出てきたのが早稲田のジャズ研。行ってみたら、いろんな大学から腕のいいミュージシャンが集まっていて、その中の一人がWONKのリーダーであり、ドラムの荒田だったんですよね。仲良くなって、バンドに誘われて結成したのがWONKです。」

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