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OTOAJITO:シンガーソングライターの さらささんがご来店♪
湘南出身のさらささん。幼い頃から劇団に入り、演技やダンスを学んでいたそうです。「踊りたい、演技したいというのは、ディズニー・チャンネルを見て育ったのがきっかけです。本当に大好きで、家族で海外旅行に行っても、ディズニー・チャンネルを見たいから外に出たくない、みたいなことを言ってましたね。」アメリカのティーンエイジャーの学生生活をディズニー・チャンネルで見て、自分も同じように過ごしてみたい、留学してみたいと憧れの気持ちを持っていたそうです。
ブリトニー・スピアーズやジャスティン・ティンバーレイク、マイリー・サイラスなどディズニー・チャンネル出身のアーティストはたくさんいますが、その中でも特にさらささんが憧れたのはヒラリー・ダフ。「『リジー & Lizzie』っていう番組がやっていたんです。それに憧れて、ヒラリー・ダフみたいになりたいと思っていました。初めて買ったCDもヒラリー・ダフでしたね。どうやったら私もディズニー・チャンネルに出られるだろうって思って、演技を始めたのを覚えています。」
そんなさらささんが楽器を始めたのは、高校の軽音楽部に入ったタイミングだったとのこと。ジャムセッションをよくおこなう軽音楽部だったそうで、そこからアコースティッギターを弾き、曲も自分で書き始めたんだとか。顧問の先生が 「Just The Two Of Us」や
「Autumn Leaves」みたいな、いわゆる定番の曲を教えてくれて勉強していました。バンドも組んでいて、そっちは好きな曲が演奏出来たんですけど、オーディションに勝ち上がらないと文化祭の舞台に立たせてもらえない、ちょっと厳しい部活でした。」
バンドではどんな曲をコピーしていたかと伺うと、最初に名前が挙がったのは、BLANKEY JET CITYでした。「ガソリンの揺れかた」っていう曲が十八番でしたね。後夜祭とかで演奏して結構ウケてました。あとはシーナ&ザ・ロケッツの 「レモンティー」とか、かまやつひろしさんの「バンバンバン」もやりましたね。と語ったさらささん。絶妙な選曲に感心した反面、今のさらささんのサウンドとの違いを感じたクリス・ペプラーが「今後こういったロックなさらささんが紐解かれるタイミングはあるんですかね?」と質問すると、さらささんは「私の今回出すアルバムにも、少しロックテイストの曲もあるし、いつか出来たらいいなと。それこそ、ブランキーとかカバーする機会とかがあれば、いいなと思いますね。」と答えました。
大学進学前には、高校の制服姿で学外のセッションに参加し、MVPを獲得したという逸話を持つさらささん。「後輩のドラマーの子が外のセッションを紹介してくれたんです。それは元SOIL&”PIMP”SESSIONSの元晴さんが主催されていて、鍵盤のSWING-Oさんとか、King Gnuのベースとドラムのおふたり、他にもMELRAWさん、前田サラさんとかがホストメンバーを務めているセッションで、そこで「Feel Like Makin’ Love」を歌ったんですよ。制服姿の女の子が来て、この曲を歌ったから面白いと思ってもらえたのかMVPをいただけました。こんな錚々た方々が応援してくれるなら、ミュージシャンになってみたいと思って、目指し始めました。」と語りました。