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ニューヨークに初めてオープンしたおしゃれなノンアル・バー
「Hekate」には、ノンアルコールのカクテル、ビール、アペリティフが揃う。
マンハッタンのイーストビレッジにある
コロナ禍をきっかけにお酒の飲み方が変わったという人は少なくありません。私は、ノンアルコールのアペリティフにはまりました。在宅で一日働いた後、二日酔いの心配をすることなく、気の利いたドリンクを2〜3杯楽しんでいます。ノンアルコールの蒸留酒やドリンクの種類が豊富にあるので、理由はなんであれ、飲酒量を減らすのに役立っています。私は「ソーダを冷蔵庫に常備しています。しかし、外で飲みたいという人にとって、魅力的なノンアルドリンクを提供するバーは残念ながらあまり存在しませんでした。
」や「 」、ボタニカルそこへ登場したのが、マンハッタンのイーストビレッジに最近オープンした「Hekate」です。ニューヨーク初のノンアルバーです。懐かしさを感じさせるインテリア、タトゥーを入れた客、お手頃なドリンクメニューと、古き良きバーの魅力がここにはすべて揃っています。しかし、メニューは完全アルコールフリー。ピニャコラーダやハラペーニョマルガリータといったクラシックなカクテルから、ノンアル蒸留酒、ソーダ、アペリティフを使ったオリジナルカクテルまで、どのドリンクもアルコールを一切使っていません。厳選したノンアルビールやコーヒー、紅茶もあります。
「お酒を提供するバーをすでに経営しているので、2軒目はノンアルバーにしようと思うようになりました」とオーナーのアビー・エーマンはいいます。30年間バーで働いてきたエーマンは、地元の人たちが和気あいあいと楽しめる空間を作りたかったのだといいます。
ニューヨーク初のノンアルバーとして注目を集める
先日のグランドオープニングには私も駆けつけました。ちょうどハロウィンのタイミングだったので、バーは骸骨アートや風船で飾り付けられていました。私は、きめ細かい泡とビターな味わいのアマルフィスプリッツをオーダー。オーストラリアの有名ブランド「Lyre’s」のイタリアンスプリッツとアルコールフリーのクラシコプロセッコを使い、素敵なグラスで提供される一杯です。また、「Clean Co.」のアップルウォッカ、ノンアルスピリッツの「Seedlip」、「Franklin & Sons」のパイナップルソーダにパイナップルジュースを少々加えてシェイクした「ザ・エンプレス」も試してみました。ウォッカやジンの代わりにこだわり抜いた材料で作られたカクテルはどれも12ドル(約1700円)。ニューヨークでは良心的な価格設定です。
お酒を飲まない人やノンアルに興味のある人たちに飲んでもらおうと、今アメリカ全土に新しいノンアルバーやボトルショップが続々オープンしています。「Hekate」もこのトレンドに乗ってオープンしたバーの一つです。私の家からそれほど遠くないグリーンポイントという街には、もう少し高級な「Getaway」というバーがあります。2019年のオープンで、居心地の良いシックな空間で素晴らしいドリンクを提供しています。(禁酒法時代にお酒の代わりに飲まれていたシュラブも使っています。)
「Hekateのコンセプトは、ほかのおしゃれなバーと全く同じです。楽しいイベント、面白い人々、最高の音楽、そしてくつろげる雰囲気。ただし、お酒はありません」とエーマンはいいます。「誰もが楽しめる場所なのです」。
この記事はFood & Wineのマリア・ヤゴーダが執筆し、Industry Dive Content Marketplaceを通じてライセンスされています。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comまで
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