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SORACHI 1984 はもっとおいしくなる!缶ソラチを飲む時の2つの注ぎ型「ソラチ注ぎ」

SORACHI 1984が全国デビューを果たした4月9日にあわせて、札幌ではSORACHI 1984ファンミーティング「SORACHI NIGHT in Sapporo 2026」が開催されました。例年、趣向の凝らされたコンテンツが用意され、SORACHIファンを喜ばせていますが、今回注目のスペシャルコンテンツは、「ソラチ注ぎチャレンジ」。注ぎ方を変えると、缶のSORACHI 1984が樽生のおいしさになるというのですが——。
麦酒大学学長×SORACHI 1984ブリューイングデザイナーが「注ぎ型」を開発
JR中央線・中野駅(東京)南口レンガ坂に、ビール好きを唸らせる店があります。その名も「麦酒大学」。店主ならぬ学長の山本祥三さんは、ビールの注ぎ方を探究し、109種類もの注ぎ分けができるそうです。店舗メニューとしては11種類を提供。平成のビールサーバーと昭和の復刻ビールサーバーでの注ぎ分けにより、来店客は「同じビールなのに味が全然違う!」を体験できます。

じつは、SORACHI 1984との縁も深く、SORACHI関係者は、発売当初からイベントのときには、より一層おいしくなる注ぎ方を教わってきたといいます。昨年7月には「SORACHI 1984 マスターエバンジェリスト」候補者研修で講師として登壇。ACCORD(アコール)、ARDORE(アルドーレ)、ADOUCIR(アドゥシール)、AMABILE(アマービレ)という4種類の注ぎ方を伝授しています。SORACHI 1984ブリューイングデザイナーの新井健司さん曰く、山本学長は「SORACHIの注ぎ手」なのです。
新井さんは考えました。缶のSORACHI 1984を樽生に近づける方法を。「缶も樽生も同じSORACHI 1984。同じものなのに、飲むと味わいが全然違うと言われ続けています。どのビールも多少の違いはあるけれど、とくに樽生がおいしいと評判です。ご自宅で缶から飲むときにも樽生の感動を味わっていただきたいと思い、山本学長と一緒に二つの注ぎ方ならぬ『注ぎ型』を考案しました」。

SORACHI 1984の香りを楽しむ注ぎ型〜壱ノ型「雲龍」〜
いよいよSORACHI 1984のための注ぎ型レクチャーの時間です。山本学長が実演しながら技を伝授してくれます。
一つ目は、注ぎ型壱ノ型「雲龍」。グラスを自分とは逆方向に45度傾け、グラスの端をめがけて注いでいきます。コツは、液体がグラス壁面を伝い、横回転するように勢いよく注ぐこと。そのまま最後まで注ぎきると、完成です。
「液体がグラスの中を勢いよく回転しながら上がる様子が、雲の中を龍が昇っていくように見えることから、『雲龍』と名づけました」と、山本学長。「香りがしっかりと出てくるので、SORACHI 1984の香りを楽しめる注ぎ型です」。


新井さんのおすすめシーンは、帰宅してからの1杯目。「香りを最大限に楽しんでいただける、そういう注ぎ型なので、疲れて帰ってきたとき、一瞬で華やかな気持ちにしてくれますから」。
SORACHI 1984の味わいを楽しむ注ぎ型〜弍ノ型「のぼり雲」〜
二つ目は、注ぎ型弐ノ型「のぼり雲」。グラスを自分側に向けて30度に傾け、グラスの底の角にねらいを定めます。そして、缶を高い位置に構えてから勢いよく注いでいきます。しっかりと泡を立てたあと、泡がおさまり粘り気が出て濃密になるまでじっくり待つこと。泡の半分くらいが液体に戻ったタイミングで、再びグラスを傾け、液体を泡の下にすべり込ませたら、完成です。
山本学長によると、「泡が雲のように広がり、それが少しずつ上がってくる様子を『のぼり雲』と名づけました。泡が液体に戻るとき、液体のほうに味わいが溜まります。SORACHI 1984の味わいをしっかりと感じられる注ぎ型です」。立てる泡の量によって炭酸の抜け方が変わるといい、例えば、やさしい味わいにしたいときは、しっかりと泡を立てるといいそうです。


帰宅してからの1杯目におすすめの「雲龍」に対し、「のぼり雲」は、「お食事の半ばぐらいのゆっくりとしたタイミングで味わいを楽しんでいただければなと思います」と、新井さんが教えてくれました。
「おうちで樽生のおいしさ」のための事前の準備と基本の所作
山本学長の注ぎ型レクチャーを受け、会場では、さっそく二つの型に挑戦し、飲み比べています。あちこちから「全然違う!」の声。飲み慣れているSORACHI 1984とは、またひと味違います。


SORACHI 1984の香りと味わいをより引き出す二つの注ぎ型。自宅で試すときには、事前準備も重要です。「まず、冷蔵庫で一晩冷やしてください。このとき、ドアポケットには入れないこと。開け閉めによる振動と温度変化が激しいからです。なので、冷蔵庫の中の落ち着いたところに置いてあげるといいですね」と、山本学長。「もう一つのポイントは、グラスはビールと同じくらいの温度にしておきましょう。常温だったり冷やしすぎたりすると、ビールの味わいのバランスが崩れてしまうのです。氷水を入れて冷やす、それくらいの温度がちょうどいいですね」。
注ぐ前の基本の所作も覚えておきたいところ。「缶の動かし方にコツがあります。注ぎ口が下がると液体の流量が安定しません。なので、缶の真ん中より上部を持ち、底の部分を上げてあげるようにします」。

「注ぎ型だけではなく、グラスでも香りや味わいは変わります。いろいろ試してみてください」と、山本学長からのメッセージです。みなさんオリジナルの注ぎ型、ぜひ探究してみましょう!
(文・一條亜紀枝、写真・笹本知宏)








