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ストレス発散に斧をひと振り?! 過激すぎるバーがマンハッタンにオープン

インスタ映えもバッチリです。

Live Axe の店内。左奥に斧を投げるレーンが見える by Live Axe 

ブロードウェイでの観劇や、無数にある展望台から眺める摩天楼の絶景まで、アトラクションに事欠かないニューヨークですが、「ちょっとストレスを発散したいだけなんだけど……」なんていうことも、ときにはあるでしょう。そんなリクエストにぴったりのバーがマンハッタンにオープンしました。なんとドリンクを楽しみながら「斧投げ」が楽しめるのです。

ソーホー、トライベッカ地区に隣接するロケーションに建つ、ニューヨーク初の斧投げバー「Live Axeでは、友人と一緒に北欧スタイルの遊びを楽しめます。インスタグラムを中心にアメリカ全土で斧投げがトレンドになっていることを知った私は、どんよりとしたある雨の金曜日、自宅での仕事を終えると友人に声をかけて、さっそくLive Axeへと繰り出したのです。

北欧のバイキング調デザインが特徴 by Live Axe 

北欧バイキングの雰囲気をテーマにしつつ、インダストリアル系のインテリアでまとめられたバーのインテリアは、シックで高級感に溢れていながら、不思議と「そうそう、こういうところで斧を投げたかったんだよね!」と思わせてくれます。店内は壁にそって斧投げのレーンが並び、中央にはテーブルやブース席が配置されています。なんといっても斧投げバーの醍醐味は、このレーンにあります(私のように鋭い刃を持つ斧を上手に投げられるならですが……)。

貸切レーンで斧投げを楽しむ前に、私たちはブース席でカクテルを注文しました。私が注文した「Mez-Skul」(頭蓋骨をかたどったグラスに入れた、メスカル、アンチョレイエス、マンゴージュースのカクテルに、タマリンドパウダーとオレンジスライスを添えたドリンク)は最高でしたが、大人気のアルコール入り炭酸飲料「ホワイトクロー」から各種ビールまで、その他の選択肢も豊富に揃っていました。

またLive Axeは、ドリンクだけでなく食べ物も絶品です。斧投げの各レーンにはテーブルが配置されていて、他人が間違えてレーンに入ってしまわないよう配慮されています。私たちはこのテーブルでさらに焼き鳥やピザなどを注文しました。グルテンフリー派の友人のためにピザの1つはカリフラワー生地を使った一品に決めました。

左:斧を投げてストレス発散! 右:斧が飾られた壁の前でポーズをとる筆者
by Tanner Saunders

バーのスタッフ(またの名を“斧コーチ”)が見守るなか、1度に2名までレーンに入ることができます。この斧コーチは、正しい斧の投げ方や安全に関するルールを説明してくれるだけでなく、参加者のスコアも付けてくれます。小さなバーエリアは、斧を投げる合間に仲間とおしゃべりしたり、一杯飲んで自分を奮い立たせるのにも最適です。

私たちのグループは、個人差はあれ、比較的すんなりと斧投げをマスターすることができました。斧投げを経験したことがない人に対して端的に説明するなら、一番近いのはボウリングでしょう。ストライクにせよ、ガーターにせよ、投げた後に観客を振り返るあの瞬間がそっくりです。ともあれ、斧投げゲームを楽しみ、誰が一番きれいなフォームで投げられるか(ヒント:私以外)などを競い合っていると瞬く間に規定の1時間が過ぎてしまいました。心底から斧投げを楽しんだ私たちは、ブースに戻って残りの飲み物を終える前に、次に来る計画を立てていたほどです。

無数のスカルとバラが飾られた壁面 by Live Axe

やはりここでも、最後にとっておきのお楽しみがありました。バーを出たところに、“インスタ映え”するスポットが準備されていたのです。地下のバスルームエリアの壁はカラフルな斧で飾り付けられ、スカルとバラを散りばめたディスプレイの上部には「I’m a fighter not a lover」(私はファイターであって、愛人ではない)というネオンサインが光っています。

Live Axeの入場料は1人あたり平日45ドル(約5000円)、週末60ドル(約6600円)でオンラインでも予約可能です。斧投げにすっかり夢中になってしまった人はリーグに参戦することもできます。個人でも会社単位でも、イベントの予約はメール(book@liveaxe.com)か電話(888-812-9060)で。また来店の際は、新型コロナウイルスの安全ガイドラインを事前にご確認ください。

この記事はTravel & Leisureのタナー・サンダースが執筆し、 Industry Diveパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされています。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comまで。

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