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「2018年ヴィンテージ赤ワイン」樽上げ開始!!

入社2年目、岡山ワイナリーへ来てちょうど1年の大黒がお届けします。
樽で熟成していた「2018年ヴィンテージ赤ワイン」の樽上げを5月頭から順次行っています。
「樽上げ」とは、それぞれの樽で熟成したワインを大きなタンクにまとめて行く作業のことで、
私が仕込みに参加した最初のヴィンテージです!!
「樽上げ」では、まず熟成期間中に異常がなかったかを樽ごとに香味でチェックします。
同時に、ワインと樽との相性をみて今後に活かすために記録・記憶していきます。
個人の判断になってしまわないように、樽上げ前の香味確認は必ず複数人で行います。
私も先輩たちがどう判断しているのか、どんな表現をしているのかを勉強しながら参加しています。
何故そのような記録を取るかというと、一つのタンクで発酵してできた元は同じワインですが、
一つ一つの樽で香味が異なってくるからです。
新樽なのか使用歴のある樽なのか、フレンチオークなのかアメリカンオークなのか、
どこのメーカーなのかなど、 様々な条件によってワインが変化します。
熟成が進んだやわらかい味わいになったもの、まだ若く固さのあるもの、
樽の香りを強く感じるもの、 反対に弱く感じるものなど様々です。
これらを合わせることで、複雑で厚みのある味わいのワインになっていきます。
樽での熟成は、不思議で奥が深いです。全ての樽のワインが一つになった時に、
どんなワインになるのかを想像するのも、楽しみの一つです。
①
<香味チェック中!!>(写真:大黒)
②
香味のチェックでOKがでたら、樽からワインを抜いていきます。
ポンプで吸い上げ1つのタンクへまとめていきます。
吸い終わった樽は洗浄・殺菌をして、次ヴィンテージの出番まで休憩です。
<ポンプで樽からワインを吸い出す様子>
③
グランポレールの裏ラベルには、樽熟成期間なども記載してあります。
樽での熟成具合も確かめながら、グランポレールワイングラスを楽しんでみてください!

岡山ワイナリー 生産部 大黒 達希

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