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ぶどうの実がふくらんできました! ~6月の安曇野池田ヴィンヤードより~
長野県に位置する安曇野池田ヴィンヤードは、ここ1ヶ月ほど平年に比べて雨が少なめで日中の気温が30℃を超える日も出てきました。ぶどう園スタッフ一同、体調管理にしっかり取り組みながら、ぶどうの生育管理にもしっかり取り組んでいます。
今回は、そんな6月の安曇野池田ヴィンヤードから、ぶどうや作業の様子をお届けします。
<ぶどうの生育>
今年の開花は昨年より6~12日早く、生育は順調。
花が咲いた後の実付きも順調で、毎日少しずつ果粒(実)がふくらんでいます。
果粒はまだマッチ棒の先っぽみたいな大きさですが、房はぶどうらしい形になってきました。
この小さなぶどうが健全に実って個性を発揮できるように、私たちぶどう園スタッフは最大限のサポートをしていきます。
気が早いですが、収穫が今からとても楽しみです!
今年の春に植えたピノ・ノワールの苗木も、4月下旬頃から芽を出し、すくすく順調に育っています。
<この時期の作業>
① 芽かき
新梢(今年伸びてぶどうが実る枝)を適度に間引いてやることで、ひとつひとつの房に養分が集中し、風通しが良くなり、葉や房に太陽の光がしっかり当たります。
毎日ぐんぐん伸びる新梢と追いかけっこをしながらの作業ですが、手間を惜しまず頑張っています。
② 草刈り
ぶどうの新梢がぐんぐん伸びる一方、雑草もぐんぐん伸びます。
雑草に水分や養分が取られすぎるのを防ぐために、また、ぶどう園の風通しや作業性を良くするために、草刈りは大事な作業です。
当ぶどう園で2017年に導入した新型乗用モア(草刈機)は、畝間だけでなく株間の草刈りが同時にできるので、株間に除草剤を散布する回数を減らすことができます。
安曇野池田ヴィンヤードでは、シングルヴィンヤードシリーズ向けの畑を中心に除草剤の低減に取り組んでいます。地道な取り組みではありますが、お客様に感動していただけるワインをお届けするため、日々新たなチャレンジをしています。
安曇野池田ヴィンヤード 石原大輔
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