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SORACHI 1984ホップ生産者応援企画実施。「ビールの未来を、ホップ生産者とともに。」

サッポロビールは上富良野町・岩手県北ホップ農業協同組合と協働し、上富良野町・田子町・軽米町のホップ生産者の皆様へ「2025年 SORACHI 1984ホップ生産者応援企画」を全国に展開いたしました。
当企画に共感・企画採用いただいた企業では対象期間のSORACHI 1984納品分に応じて、1本あたり5円が寄付となる企画です。「ビールの未来を、ホップ生産者とともに。」をテーマに店頭で当企画を広く周知し、ご好評いただきました。
ホップ生産者の現状

ホップ生産者は厳しい環境下にあります。ホップ作りは収穫が年一回であることや気候・栽培条件に左右されるといった一般的な農業の難しさに加え、栽培に手間がかかる、初期投資が必要など、ホップならではの難しさがあることから、国内の生産者数は減少傾向です。
まず、糸付けや株の剪定、株ごしらえなど、どうしても人手の必要な作業があり、通常の畑作の何倍も手間や体力を要します。そのため年齢とともに栽培を敬遠される生産者も少なくありません。ホップ収穫に使う機械は特殊でメンテナンス費用も掛かるため買い替えも難しく、機械の老朽化とともにホップ作りをやめてしまう方も少なくありません。
新規就農希望者にとっても開始しづらい要因があります。肥沃、強い風が吹かない、ホップ棚を立てるのに良いまとまった面積がある、といった条件の農地がホップには最適ですが、なかなかそのような農地が近くにタイミングよく入手できず、始めたくても始められない場合もあります。また、ホップ栽培には柱、アンカー、鉄線を組み上げた棚の設置、収穫や乾燥に要する特殊な装置やホップ専用農機が必要になるため、初期投資も多額になってしまいます。ホップ特有の作業への習熟も必要になります。
SORACHI 1984が紡いできたストーリーだからこそ出来る事を

SORACHI 1984は国産ホップにチャレンジを続けているブランドです。
国内ビールの多くは輸入ホップを使用しており、国産ホップの使用率はわずか数%なのが実態です。
SORACHI 1984は「国産ホップの火を絶やさない」を信念に、国産ホップ100%での醸造を目指しており、上富良野町・岩手県北ホップ協同組合の皆様と協働し、2020年に「ソラチエース」というSORACHI 1984に必要なホップ品種を国内で栽培し始めました。徐々に収穫量を増やしております。
「ソラチエース」の栽培は順調ですが、一方でホップ栽培をする生産者の皆様は存続・継続性に上記のような難しさを抱きながらチャレンジされているのも事実です。
サッポロビールは「ホップ生産者の皆様のために持続性を上げるために出来る事は無いか」と考え、一緒にストーリーを紡いできたSORACHI 1984での応援企画の展開を始めました。
サッポロビールの願い、当企画の未来の姿

サッポロビールは当企画を通して「持続可能なホップ産業づくり」に貢献し、国産ホップを使ったよりイノベーティブなビールを生み出し、「豊かなビール文化」を創っていきたいと考えています。
多くのお客様にホップ生産者の現状を知っていただき、SORACHI 1984をご購入、応援していただけると嬉しく思います。より多くのお客様にホップ産業の現実が届き、応援いただける事がサッポロビールの願いです。
上富良野町長からのメッセージ

本企画で協働しております上富良野町の町長からメッセージをいただいております。
「1923年から続くホップ栽培という歴史は誇り高いものだと感じており、ホップ生産は北海道の中でも上富良野の伝統的な産業であると考えています。しかし、昔上富良野に100軒近くあったホップ農家は現在4軒になっており、手作業の大変さ、輸入ホップの進出、人手不足といった厳しい環境に直面していると感じております。上富良野町としては「地域おこし協力隊」といった、事業継承も視野に入れた農業研修・支援を取り組みとして実施していますが、より多様なアクションが必要だとも感じております。
その中で、SORACHI 1984に使われているソラチエースは上富良野発祥のホップであり、生産者を応援していくにはピッタリの商品だと考えております。私どもも愛飲させていただいており、ホップの特徴が際立っている商品であり、消費者にホップの魅力を伝えていく事が出来る商品だと感じております。
上富良野町としての考えは100年の伝統は消したくない。守っていきたい。
そのためにサッポロビールと協働して、町としてホップ生産者を応援していきたいと考えています。」
寄付謹呈式


寄付金額は513,060円となり、上富良野町・岩手県北ホップ農業協同組合にそれぞれ256,530円を寄付させていただきました。改めまして協力企業及び、SORACHI 1984をご購入いただきました皆様に感謝申し上げます。当企画をきっかけに更に連携を強化してまいりたいと思います。
<協力企業>

(文・写真=由利 昂大)








