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ファッションとビールの融合再び! TAAKKパリコレ会場でSORACHI 1984を味わう
SORACHI 1984が今年もTAAKKパリコレクションの会場に登場!今年は来場された方に実際に飲んでいただき、味の感想も聞き、目と舌の肥えた参加者達をうならせました!SORACHI 1984は海外でどう評価されたのか!?日本のビールが世界を驚かせた瞬間を確認しよう。
SORACHI 1984が初めてパリの地に降り立ったのは、2023年開催のTAAKK 2024春夏コレクションにて企画された「TAAKK×SORACHI 1984」でのこと。あれから一年、さらなる挑戦を互いに続けてきた両者が再び今年もパリファッションウィークにて出逢うことに。
前回のプロジェクト同様に「TAAKK」と「SORACHI 1984」は再びタッグを組み、パリファッションウィーク2025春夏コレクション来場者に向けビールを配布するスペシャルイベントを実施した。ファッションとビールの異色の融合がどのような反響を呼んだのか、詳細をお届けしていく。
キャプション:今回のスペシャルイベントでは、SORACHI 1984の美味しさを可視化すべく、アンケートを実施
TAAKKが描く春夏2025コレクション。
心に響くデザインの軌跡
本コレクションのテーマは「Yo-fuku(洋服)」。その対局である和服を纏っていた日本人は、19世紀後半より西洋文化を積極的に取り入れ、日本人特有のバランス感覚の良さや視点を活かし現在まで発展を遂げてきた。
「日本は長らく、海外からの文化を吸収して独自のものを作ることに長けた民族として知られてきました。しかし、洋服という分野においては、まだ独自性が確立されていないのではないかという疑問があり、そこで私自身が作る服はどのようなものなのかを考え抜いてデザインしました」と語るのは、TAAKKデザイナーの森川拓野氏(以下、森川氏)。
キャプション:スタッフと談笑するTAAKKデザイナー・森川氏(写真中央左)
また、ショーをイメージ通りの完成へと導くのに欠かせない、音楽や照明の演出についても森川氏はこう語る。
「演出を考える人、音楽を作る人、照明を考える人、それぞれが今回の服作りの思いを共有し、一つのショーを作り上げました。私の意図は、服をどんな気持ちで作っているかをチームに伝えること。その熱量がしっかりと伝わっているかどうかが、私にとって最も重要なポイントでした」。
洋服が主役であるショーを作り上げることは決して一人では達成できないように、ビールづくりもまた同じ。どちらも、各分野のプロフェッショナルがぶつかり合う真剣勝負の中からこそ本物が完成するのだ。
ランウェイショー後の特別な体験
圧倒的な完成度と美しさを披露したTAAKK 2025 春夏コレクションランウェイショーの興奮を冷ますべく、イベント会場ではSORACHI 1984を配布し、飲んでいただいた方にアンケートを実施した。アンテナの高いファッション業界の方々には初体験となるであろうSORACHI 1984の味わいをどのように感じたのだろうか。
今回のイベントでもSORACHI 1984は大好評で、瞬く間に用意したほとんどが配布された。来場者からは「このビールは驚きだ!」といったような声が多く聞こえ、特にSORACHI 1984の芳醇な香りとフレーバーが印象的で、その味わいに感動していた様子が伺えた。
アンケートから読み取るSORACHI 1984の魅力
今回は、イベント中にSORACHI 1984についてのアンケート調査を実施。参加者の多くがSORACHI 1984の味わいやパッケージデザインに高い評価を感じたようだ。
「他のビールとは少し違う味わいで、苦味と甘味が感じられた」という意見や、「ライチとエルダーフラワーの味がする。他のビールとは明らかに違う」という具体的な感想が寄せられた。
パッケージについても「過度な感じでなくて素敵」、「エレガントで気にいった」、「シンプルでミニマリスト。日本らしさの証明という感じ」といったようにかなりの高評価を。
また、「夏の日の午後」や「ランチの時」、「夏のフェスティバルで」などSORACHI 1984飲むにふさわしいシーンの提案をしてくれる方までいたようだ。
山椒あられで新たな味覚の冒険を楽しむ
TAAKKランウェイショーの会場を訪れたファッション業界関係者に新鮮な驚きを与え、大成功を収めたと言える昨年のコラボレーション企画。SORACHI 1984は、そのオリジナリティ溢れる香り高いフレーバーと洗練されたパッケージデザインで、多くのファッション関係者から高い評価を受けることに成功した。
今年は、SORACHI 1984アンケートへご協力をいただいた方に京都の老舗料亭「魚三楼」監修オリジナルパッケージ入り山椒あられのお土産を配布。このあられは、SORACHI 1984との相性も良く、来場者に新たな味覚の体験を提供。ビールの香りとあられの風味がマッチし、ファッション業界のグルメな方にも好評を博した。
SORACHI 1984とTAAKKの共鳴が生む新たな価値
無事にショーを終えた森川氏の言葉の中に心に残ったものがある。
「いつも困難でいつも挑戦でした。特別なことはなく、いつも通り困難だったし、いつも通り挑戦でした」。
この言葉から伝わるよう、TAAKKにしかできない素材使いや技術を強調し、ファッション業界の最先端を行くブランドとしての自信を表現していた本コレクション。
これはSORACHI 1984にも全く同じことが言えるのではないだろうか。
なぜなら、自分たちが選択する道に先駆者はいない。全ての工程が挑戦であり、いつも通り困難を乗り越えていくことでその道を切り拓いてきたから。
また今回のスペシャルイベント「TAAKK×SORACHI 1984」を終え、TAAKKデザイナーの森川氏とSORACHI 1984 ブリューイングデザイナーの新井健司氏からコメントが届いた。
森川氏
「第2弾となった今回のスペシャルイベントを終えて感じたのは、やはりものづくりを通じて共鳴できることはとても幸せであり素敵なことなんだなということでした」。
新井氏
「2年に及ぶ長期プロジェクトをようやく実現できたという達成感で一杯です。単にコラボしただけでなく、お互いに新しい挑戦をし続けた中でのこの一歩は大きな意味があると思っています。これからも一緒に成長できるよう頑張っていきます」。
ファッションとビールという異なる分野の融合は、今回も大きな反響を呼んだと言える。TAAKKとSORACHI 1984のコラボレーションは、単なるイベントにとどまらず、クリエイティブな共鳴を通じて新たな価値を生み出していることに意味がある。このようなコラボレーションが続くことで、さらなる驚きと楽しみを提供してくれることだろう。