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キャンプ酒にワインを選ぶ人が増えている?!
その理由を「ソトレシピ」代表の千秋さんに聞きました
梅雨が明ければ、アウトドアで過ごす時間が楽しい季節がやってきます。キャンプだけでなく、最近では椅子だけを持参して気軽にアウトドアを楽しむ「チェアリング」や、自宅のベランダでキャンプ気分を楽しむ「ベランピング」といった言葉も聞かれるようになりました。そして、自然の中で過ごす時間を非日常と捉え、家の外に出てキャンプ飯を楽しんでいる人が増えているようです。また、キャンプ酒にこだわる人も増え、なかでもキャンプにワインを持参する人が急増中。その理由を、国内最大級のキャンプ飯レシピサイト「ソトレシピ」(外部サイトにリンクします)代表の千秋広太郎さんに伺いました。
text WINE OPENER編集部
「ソトレシピ」代表 千秋広太郎さん
キャンプ飯の傾向は既製品のアレンジや時短レシピ。
キーワードは「創造性」
―御社が発表した『キャンプトレンド調査2022』を拝見し、キャンプ飯にこだわる人が増えているという調査内容はとても興味深いものでした。実際、どのようなこだわりを持つ人が増えているのでしょうか?
千秋広太郎さん(以下敬称略、千秋):コロナ禍前にグランピングやInstagramが流行り始めた頃は、ちょっと手間暇かけて、手の込んだ見栄えのいいキャンプ飯が流行っている印象でした。ところが、コロナ禍をきっかけにライトユーザーが増えてきたこともあり、手間暇かけているようで実は超簡単なレシピや時短レシピが流行っています。インスタントラーメンのアレンジレシピ、手軽に買えるサラダチキンのアレンジレシピといったような手軽なのにアイデアがあるキャンプ飯が流行し、「創造性」がひとつのキーワードになっているように感じます。
出典:ソトレシピ総研『キャンプトレンド調査2022』(外部サイトにリンクします)
―実際にソトレシピのサイトでも、創造性を刺激するようなレシピへの関心度が高いのでしょうか?
千秋:そうですね。例えば僕が提案したレシピなんですが、ラーメン二郎が好きなので、それをどうにかしてキャンプで簡単に作って食べる方法(https://sotorecipe.com/recipes/704)(外部サイトにリンクします)を考えました。キャンプでインスタントラーメン以外のラーメンを作るには、別鍋&コンロが必要だったり、麺の茹で汁の処理がネックだったのですが、スープに入れたまま茹でられる「マルタイラーメン」などをアレンジして作ってみました。Instagramで動画(外部サイトにリンクします)も載せましたが、このレシピに対する反響は大きかったですね。
簡単!二郎インスパイア系キャンプラーメン
こちらは“ワインオープナー”の記事です。