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甘い幸せ!「#ミルチとベルグ」プロジェクト始動!~前編~

突然ですが、皆さんはビールテイストとチョコレートはお好きですか?
この二つ、食べ合わせてみたことがある方はどのくらいいるのでしょうか。

実は、サッポロビール株式会社と株式会社 明治のデジタル担当が出会い、
“なにかやってみよう”というノリと勢いだけでスタートした、あるプロジェクトがあるんです。

その名も【#ミルチとベルグ】プロジェクト!!

今回はプロジェクトの生みの親でもある両社のデジタル担当 福吉敬と木原純が語るプロジェクト誕生秘話をご紹介します。

■プロジェクト誕生秘話

(左:サッポロビール株式会社 福吉 敬 右:株式会社明治 木原 純)

――そもそものお二人の出会いは?

福吉)最初に木原さんとお話したのは2019年のPWI(注1)でしたよね。その時、僕が「どうしてもやりたい!」ってPWIを主宰していたDMMさんにお願いしたらビールを飲みながら試合を観戦する席をDMMさんが本当に作ってくれて。そこで当時担当だった豊後さんに「ちょっと会わせたい人が居るんです!eスポーツを一緒にやってくれそうな仲間になりそうな方です。」と言ってご紹介頂いたのを覚えています。

木原)デジタルでとんでもない人がいるのでっていう紹介を受けて(笑)でもその時はやばい感じはしませんでしたけどね。普通の紳士的な方だなと。当時サッポロビールが協賛されていたeスポーツのイベントやコミュニティの想いをお聞きしたりして。「入った方がいいですよ~」と言われました。

福吉)協賛に悩まれていたので、なんだったら僕が会社まで説明行きましょうか、なんて言ってましたよね(笑)お節介やきなので!そこから始まりましたね。
1年後の2020年に明治さんもPJSにジョインされて・・・木原さんとせっかく一緒だから、「食べ合わせやりましょうよ!」って流れに。あれは半分勢いでしたよね?

木原)直前くらいに協賛社の方にあつまってもらって、内容説明して。

福吉)番組内だけの予定が、僕らも先やりますか!と。実際に食べ合わせ飲み合わせやってみたんです。そしたらホワイトベルグとチョコ合うな・・・って。
ビールテイストは黒ラベルとかゴールドスターやヱビスもあったんですが、ホワイトベルグとチョコの組み合わせがよくて。キャスターの橘亜李彩さんも番組で「これおいしい」と言ってくれて。それでやっぱおいしいんだ、と。
その時は僕らもよかったね~なんて満足して帰ったんですが、そのあとせっかくやったから「何かなんかやりませんか」と。ほんとこれもノリで。それでこの企画がスタートしました。
その時は、「なんかやる」しか考えてなかったので、せっかくやるなら専門の人にやってもらいたい、僕らがやると与太話になってしまうので(笑)それでホワイトベルグの元開発担当者杦田さんとチョコレートの伝道師須田さんにお願いしたんです。

これは経験上のお話なんですが、メーカーの中の人しか知らない話だとかメーカーが持っている知見やストーリーって広告ぽかったり内輪受けっぽく見えてしまうと読まれないんですよね。だけどコンテンツ自体がティップスにあふれていて、その中にブランドが自然にはいってくると受け入れて頂ける。その方が、お客様にも自分ゴト化しやすいのかな、なんて思っています。まぁ、自分に置き換えるとそうですよね。
そういう想いを持っている人、気付いている人がeスポーツやコンテンツマーケティングに入ってきていると思っていたので、木原さんにお声掛けしたら即答頂けました。二人とも勢いですけど(笑)

――プロジェクトへの想いは?

木原)メーカー同士でやるということなので、我々も楽しみにしながらお客様にも一緒に楽しんで頂けるようなコンテンツをつくっていきたいなと思っています。
まずは今日を楽しんで! やらされ感でやっているものは続かないし、お客様の熱量も下がってきてしまうと思うので。

福吉)“楽しい”ってすごく大事で、やっている側がめんどうくさがったりするとすぐに伝わっちゃいますからね。全然違う会社でも、同じように開発やコミュニケーション、ブランドに向き合っている人たちが会話すると、それぞれの会社の想いが物語になって、それを書き起こすと素敵なコンテンツになりますよね。それぞれが自分の会社や商品が好きで開発や販売しているけど、そういうことは店頭商品に出会ってもなかなか伝わらないじゃないですか。
だからこそ“読みものとしてお客様にお伝えしていくことで、もっと商品のこと好きになってもらえるんじゃないかなーと思っています。

――こうして誕生した【ミルチとベルグ】プロジェクト。
次回はホワイトベルグの元開発担当者杦田さんとチョコレートの伝道師須田さんの対談をお届けします。

(注1) PUBG JAPAN SERIES(PJS)が、年末に海外の競合を招聘して実施していた特別な大会。PJS Winter Invitationalの略。
またPUBG JAPAN SERIES(PJS)は、日本国内の『PUBG』のプロリーグシリーズのこと。DMMゲームスが運営を行い、スクワッド(4人1組)で15チーム60名が同時に戦い、ドン勝を目指す。シーズンの優勝チームは世界大会に出場する道が設けられている。
尚、2020年12月のPWI2020でこの取り組みは終了しています。

サッポロビール株式会社ビール&RTD事業部
第1グループ シニア メディア プランニング マネージャー 福吉 敬

国内酒類メーカーから外資メーカーを経て、2014年サッポロビール株式会社に入社。2015年9月より、宣伝室のデジタル担当に着任。この4月より、ヱビスブランドにジョインし、ヱビスのコミュニケーションプランニングを担う立場となる。デジタルメディアを主要フィールドとし、複層的メディアプランニングから分析設計、イベントPRまで多岐にわたる業務を担当。サブカルカテゴリーにおいては、DJから漫画からゲームまで様々な道を通ってきたGEEK。

株式会社 明治 カカオマーケティング部 木原 純
2001年明治製菓株式会社入社 菓子・食品・健康食品の営業担当を経て本社マーケティング関係部署に異動。2014年よりチョコレート関係のブランドマネージャーを担当し、きのこたけのこ国民総選挙などを実施。サッポロビール株式会社とは、チョコレート検定の立ち上げやeスポーツシーンに対するコミュニケーションで関係。好きなビール系飲料は、ホワイトベルグとゴールドスター。

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