フランスの有名なワイン産地といえば、二大産地とうたわれるブルゴーニュとボルドーです。この2地域に負けず高品質のワインを生産し続けている地域があることをご存知でしょうか。ブルゴーニュとボルドーに加えて、覚えておきたい産地の1つがローヌです。
ここでは、ローヌを代表する名門ワイナリー【M.シャプティエ】について紹介します。

フランスが誇る名門ワイナリー【M.シャプティエ】とは？

フランスの銘醸地の1つ、ローヌは南部のローヌ川沿いに広がる地域です。ワイン造りの歴史は古く、国内でもボルドーに次ぐ規模を誇ります。
そんなローヌで高品質のワインを造り続けている憧れのワイナリーが、M.シャプティエです。

M.シャプティエの特長

M.シャプティエは1808年に創業して以来、代々家族経営を貫くワイナリーです。ローヌの中でもワイン造りに最適とされるタン・エルミタージュで、最高峰の造り手として知られています。

特長は、ビオディナミ農法にいち早く取り組むなどテロワールを尊重したワイン造りを行っていることです。近年世界的に注目されているSDG’s（エスディージーズ）へ積極的に取り組んでおり、ワイン業界における先駆者と呼べる存在でもあります。

例えば、全てのワイン愛好家のもとへワインを届けるため、自社商品に「点字ラベル」を採用しています。点字ラベルは、かつてエルミタージュの畑を所有し、点字の短縮版を発明したモーリス・モニエ・ド・ラ・シズランヌに対する敬意を示した取り組みでもあります。

M.シャプティエの評価

ビオディナミ農法によって栽培されたブドウの中でも、古い樹から収穫された実のみを使用した代表的なシリーズをはじめ、数多くのワインが世界的に高く評価されています。ロバート・パーカーから100点を最多獲得したワイナリーでもあり、例えば「シングル・ヴィンヤードシリーズ」はパーカーポイント100点を40回以上獲得しました。

イギリスの雑誌「Drinks International」においても、「世界で最も称賛されるワインブランド」として2010年以降にフランスのワイナリーNo.1を5回獲得しています。

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