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ぶどう園の冬作業 ~安曇野池田ヴィンヤード~
こんにちは。
今回は、サッポロ安曇野池田ヴィンヤードよりぶどう園のちょっとマニアックな冬作業をお届けします。
安曇野池田ヴィンヤードはもともと土の養分が少ないため、ワインづくりに適した高品質なぶどうが収穫できます。
しかし、ぶどうが生育することで土の養分はさらに少なくなっていきます。そのため安曇野池田ヴィンヤードでは、ぶどうの生育に必要な養分を補うこと、また、ぶどうの生育に適した土の構造をつくることを目的として、冬の間に「たい肥」という肥料を土にまいています。
たい肥とは植物などの有機物を微生物に分解(発酵)してもらって作る肥料のことです。たい肥は土をふかふかにして適度な水分を保つ役割とぶどうの生長に必要な窒素やミネラルを供給する役割があります。
たい肥を作る時に特に注意していることはかきまぜて均一な発酵をさせることです。この作業で発酵の早いところと遅いところが混ざり合い「完熟」した良いたい肥が出来上がります。
このような土づくりも大事な冬作業です。
今年の冬も寒いですが、少しでも皆様の笑顔に、明るい気持ちに寄り添うワインをお届け出来るように、ぶどう栽培スタッフ力をあわせて頑張ります!
グランポレール安曇野池田ヴィンヤードシリーズを、是非よろしくお願いいたします。
サッポロ安曇野池田ヴィンヤード 須田元輝