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梅雨から暑い夏におすすめのグランポレール!
6月に入り梅雨入り宣言されましたが、ここ岡山では雨が少ない状況が続いています。今年は、春の芽の動きも早く、山梨・長野同様例年より1週間程度生育が早く進んでいます。
そんな中ワイナリーでは2014年に仕込んだワインをびんに詰め、ラベルを貼って皆様にお届けする準備が着々と進んでいます。
梅雨から暑い夏は、グランポレールのワインの中でも北海道のぶどうでつくった爽やかな白ワインが特においしく感じられるシーズンです。
今回は昨年の北海道シリーズのワインづくりをご紹介しますので、グラスを片手にお付き合いください。
2014年は、10月の台風の影響を受け、収穫・仕込みの予定が日々変更した慌ただしい年でした。
北海道余市からのぶどうは、写真の様に収穫後に輸送用のJRコンテナで最寄りの岡山西ターミナルまで運ばれ、トラックに載せ替えられた後ワイナリーに納入されます。収穫からワイナリーへ運ぶ間は極力温度変化が無いように注意していますので、到着したぶどうはフレッシュな状態で、仕込みにも気合が入りました。
これも協働契約栽培農家さんによる適切なぶどうの収穫時期の見極めや、輸送中にぶどうが潰れないような細かな配慮によることが大きいです。丹精込められて栽培され、届けられたぶどうを、ワイナリーではぶどう品種の特徴を最大限に引き出すようにスタッフで検討しながら仕込み・発酵を行いました。
この写真は、スキンコンタクト中の状態です。ケルナー種・ミュラートルガウ種は、果汁と果皮を接触することで、品種の特徴である爽やかで華やかな香り成分を果皮から引出します。
農家さんから受け継いだ情熱と我々の想いをワインに詰め込みいよいよお客様のもとへ。
夏の北海道の風景が浮かぶような爽やかなワインを、是非お楽しみ頂きたいと思います。