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ファンコミュニティの未来を考える!「スタカン成長会議」【第14回 スタカン オンラインファンミーティング】

「SAPPORO STAR COMPANY(サッポロスターカンパニー/愛称:スタカン)」は、サッポロビールを愛してやまないオトナたちのファンコミュニティ。今回はスタカンの未来を皆さんと一緒に考える「スタカン成長会議」が開催されました。

これまでさまざまなイベントを企画してきたスタカン。これまでの歩みを振り返り、そしてこれからどんな未来を描いていくのか、お酒を片手に1時間半にわたって熱い想いをぶつけ合いました。

スタカンという場所を、みんなで創り上げる特別な時間。その濃密なレポートをお届けします。

スタカンの、スタカンによる
スタカンのためのミーティング

これまでのオンラインファンミーティングは「赤星好き」「家飲み好き」といった、お酒にまつわるテーマが中心でした。しかし今回は趣向を変え、スタカンの未来を考えるというもの。もちろん初の試みです。応募条件を過去にスタカンイベントへ参加したことがある方と限定したにもかかわらず、多くのご応募をいただき、その中から7名の方にご参加いただきました。

イベントは、おなじみの乾杯からスタート。参加者は、黒ラベルやヱビスなど思い思いのお酒を手に

「カンパーイ!」

「サッポロー!」と

いつもの掛け合いを行い、イベントがスタートしました。

左:ようちゃん 右:わかさん 

進行役は、運営スタッフとして3年目の[わかさん]。そして普段はイベントを裏方で支えている[ようちゃん]も加わります。

その後は自己紹介タイムへ。ニックネーム、過去に参加したイベント、今日の相棒であるお酒や飲み物、好きなお酒のブランドを紹介し合い、和やかな雰囲気で会が進んでいきます。

スタカンの、2年半の軌跡を振り返る「成長会議」

そもそも、なぜ今回スタカンについて語り合う「スタカン成長会議」が企画されたのか。その理由を[わかさん]が発表しました。

「スタカンのコミュニティが始まってから約2年半。この間に、リアルやオンラインなどで数多くのイベントを開催してきました。私たちが企画を考える際いつも立ち返るのは、『ファンの皆さんに喜んでいただけているか』という一点に尽きます。だからこそ、今回はコミュニティに対する皆さんの率直なご意見を伺いたいと思い、この会を企画しました」

その後、これまでのスタカンの歩みをクイズ形式で振り返る時間に。参加者はチャットで回答を送信。回答はバラバラで、難易度はやや高めだったようです。

皆さんもぜひ、挑戦してみてください。

第1問:スタカン成立後の業務依頼の件数は?

A,35
B,65
C,95

正解は「C,95件」。毎月さまざまな業務依頼をみなさんにお願いし、協力いただいたことが数字からも分かりますね。

第2問:スタカン開催イベントの応募総数は?

A,約600名
B,約6,000名
C,約60,000名

正解は「C,60,000名」。想像をはるかに超える数字ではないでしょうか。倍率が高い中、毎回応募してくださる皆さんにスタッフ全員心から感謝しています。

参加者の心に残ったイベントをプレイバック

このさまざまなバナーをご覧ください。改めて、これまで多彩なイベント開催してきたことが分かりますよね。入社式や忘年会など一般的なモーメントに合わせたものや、季節に合わせたレシピ企画、「赤星」「氷彩」のようなブランドごとのファンミーティングなど、幅広いテーマで企画してきました。

今回の参加者は過去のイベントに参加した経験のある方ばかり。そこで、イベントの紹介や思い出を語ってもらいました。

大人数で乾杯した、「オンライン入社式」
スタカンは、サッポロ愛がありさえすれば誰でも入れる“会社”ですが、やはり入社式くらいはあってもよいのでは? ということで企画したイベント。実は、スタカンのコンセプトである「集まる、カンパイする、好きになる。」はこの入社式で投票を行い、皆さんと一緒に決めたものなんです。

「オンラインで大人数での入社式という案内に惹かれて応募したら、まさか当選! みんなで『おめでとう』とお祝いし、これからコミュニティを盛り上げていこう、という雰囲気がとても印象的でしたね」[ビール大好きさん]

プチハプニングも!?「氷彩」好きが集まったファンミーティング
長年飲食店で愛されてきた「氷彩」が缶として発売されたことを記念し、氷彩のブランド担当と氷彩を愛するファン同士で魅力を語り合うイベント。実はこのイベントでちょっとしたハプニングがあったのですが、それは後ほどお伝えします。
「氷彩をどこで知ったか、どんな料理と合わせるのがおすすめかといった話題で盛り上がりました。私は本格カレーと氷彩の相性を語ったのを覚えています。改めて氷彩を応援したくなりました」[うずらこさん]

「赤星」にベタ惚れなファンが集うファンミーティング
サッポロラガービール、通称「赤星」のブランド担当者をゲストに迎え、赤星好きのスタカン社員が集合。赤星愛を深く語る時間になりました。
「赤星にまつわるクイズ大会や赤星が飲めるお店紹介などが行われて、赤星が心から好きな人たち同士でとても盛り上がりました」[kikuちゃんさん]

サッポロビールの歴史が詰まった「恵比寿の街歩き」イベント
サッポロビール本社周辺には、かつてビール工場があった時代の記憶が今も息づいています。このイベントでは解説と共にサッポロビールの歴史を感じられるスポットを巡りました。
「ガイドさんの説明を聞きながら本社周辺を一周。石碑や醸造棟のレンガ跡、恵比寿神社などを巡り、意外な発見ばかりでとても楽しかったです。散策後には、YEBISU BREWERY TOKYOの普段は入れないエリアで乾杯でき、特別な時間でした」[カナさん]

レシピ本出版記念。「乾杯おつまみ」を楽しむイベント
サッポロビール監修のレシピ本出版を記念して、さまざまなお酒と共に「乾杯おつまみ」を楽しむイベントでした。
「シェフが作った本格的な料理が並び、バイキング形式で楽しめました。さまざまなお酒と合わせて楽しんだり、各自が好きな銘柄について話したりして、社員の方も交えて和気あいあいとした雰囲気で、非常に良かったですね」[あきおさん]

年末恒例「スタカン社員忘年会」
その年のイベントを振り返り、サッポロビールへの愛に満ちた思い出を語り合う忘年会。ビンゴやクイズ企画も実施されました。
「YEBISU BREWERY TOKYOで醸造家をされている有友が参加されていて、ヱビスの開発秘話などを聞けたことが特に印象的でした」[飛ばないトンビさん]
その後もイベント内容の話は尽きず、パートナーで参加いただき愛あふれる時間となった「いい夫婦の日特別イベント」、ホップ畑の中でBBQをした「北海道・上富良野のホップに囲まれて乾杯しようイベント」、いろんな乾杯をおこなった「乾杯イベント」などなど。ここでは紹介しきれないほど、スタカンがたくさんのイベントに挑戦してきたことが分かりますね。

スタカンの裏話「ここだけの話タイム」

続いて、「ここだけの話タイム」として、スタカン運営の裏話を紹介する時間に。これまで数々のイベントを開催してきましたが、すべてがスムーズだったわけではありません。今回は、運営チームも忘れられないプチハプニングを、ちょこっと公開します。

①「氷彩イベント」の第1部は、まさかの参加者1名!?
氷彩のイベントには、1部と2部を合わせて合計10名の方をご招待しました。しかし、オンラインイベントならではの事情で、当日に仕事の都合などで参加できなくなる方もいらっしゃいます。この時の第1部はスタカン史上初となる、参加者1名のみ。運営チーム3名に対し、参加者1名という「3対1」の構図でしたが、とても濃密な時間を過ごすことができました。

②応募数最多!「黒ラベル誕生日イベント」
これまでで最も応募数が多かったのは、黒ラベルの誕生日を祝うイベント。景品が当たる企画で、応募数は5400件以上に達しました。このイベントでは、応募の際に細かいアンケートにも答えていただいたのですが、皆さんの熱いメッセージを見た担当者からは「まるでラブレターをもらったみたい」という言葉が出るほどでした。

③運営スタッフもサッポロビールのファン。ファンとしての「ときめき」が企画を生む
運営チームのメンバー全員、心からサッポロビールを愛するファンです。だからこそ、「自分が心からワクワクする企画は、きっとファンの皆さんにも喜んでもらえる」という想いを大切にしています。例えば、「恵比寿の街歩き」イベントもその一つ。スタッフの「なぜ恵比寿に本社があるんだろう?」「周りの神社にどんな意味があるんだろう?」という興味から企画が始まったんです。これからも、ファンの皆さんが心から喜んでくれることを第一に考えて、さまざまな企画を行っていきます!

「こんな企画があったらいいな!」アイデア発表会

イベントも終盤。ここからは、サッポロビールとスタカンへの熱い想いを抱く参加者の皆さんに、事前に考えていただいた「こんな企画があったらいいな」を発表していただきました。中には企画書まで準備してきた方も!

これから紹介する企画が、もしかしたら今後のイベントとして実現するかもしれません。それでは、一人ずつ見ていきましょう。

「スタカンメンバーの投票で商品化」企画 Presented by うずらこさん
「自分の意見が商品化に繋がると、開発に少しでも関われた気がして嬉しいです。なので、『この味とこの味、どちらが好きですか?』のような、投票で新商品の味が決まるような企画がしたいです」[うずらこさん]

一緒に商品作りをすることでより良い商品づくりに繋がりそうですし、皆さんが楽しんでいただけるならぜひやってみたい企画です。

おまけをスタカンメンバーで考える」企画 Presented by ビール大好きさん
「商品におまけがついていることってありますよね。そのおまけを、スタカンメンバーで一緒に考えたいです。具体的には、メンバーが候補を考え、アンケートで最終決定し、実際に商品につけて販売するというアイデアです。『スタカンメンバーが選びました』と表示されればコミュニティの存在もアピールできますし、参加した人も『自分たちが選んだ』という実感が持てると思います」[ビール大好きさん]

皆さんと共に何かを作り上げる企画は、やはりスタカンメンバーの大きな喜びに繋がりそうです。

「恵比寿でホップを育てる」企画 Presented by カナさん
「恵比寿巡りの際に、本社近くの庭にハーブが育っているのを見ました。ホップも育ててみるのはどうでしょうか? 恵比寿で新鮮な生ホップの香りを体験できたら、きっと素敵だと思います。1年を通して、植え付けから草むしり、収穫まで一緒にできたら面白いですね」[かなさん]

実は[わかさん]も同じようなことを考えたことがあったそうです。以前、JR恵比寿駅の改札外でホップを育てた前例もあるので、不可能ではないかもしれません。

6つのアイデアを提案 Presented by びびあみさん
「案1は、『満天☆星空レストラン』を再現!テレビ『満天☆星空レストラン』で人気だった料理を、みんなで作り、それをおつまみにして乾杯する企画です。
案2は『怪談会で乾杯』。怪談や幽霊にぴったりの雰囲気の場所で、お酒を片手に怪談を楽しむ、異色のイベントです。
案3は『ナイトミュージアムで乾杯』。夜の美術館を貸し切り、ビールを愛した芸術家の話をしながら乾杯するロマンチックな企画です。
案4は『謎解きしながらビール見学』。ビール工場見学に謎解き要素を取り入れ、楽しみながら歴史や製造工程を学ぶ企画です。
案5は『新しい地域限定ビールを考える!』。静岡の「静岡麦酒」や新潟の「風味爽快ニシテ」のような、新しい地域限定ビールをファンが考える企画です。
案6は『サッポロ愛を語るポッドキャスト』。イベント形式ではなく、ただただサッポロビールの愛を語り合うポッドキャストを配信したいという熱い想いです」[びびあみさん]
こんなにも考えてくれました。トレンドも意識されていて、どれも楽しそうです。

「ファン同士のリアルな繋がりを深める」企画 Presented by あきおさん
「ファン同士がイベントの一日だけでなく、もっとリアルな繋がりを持てるような企画があれば嬉しいです。例えばSNSなどで繋がれて、普段から交流できるといいなと思います」[あきおさん]

ここで生まれた縁を大切にしたいという気持ちは、私たちも同じ。実際、オンライン上に「ヱビスビアタウン」のような、ユーザー同士が直接コミュニケーションできる場もあり、このあたりも活用できると良さそうです。

「最高のグラスを見つける」企画 Presented by kikuちゃんさん
「ビールはグラスに注いでこそ完成形だと思います。缶で飲むのも良いですが、最高のグラスを見つけて、その一杯をじっくりと味わえたら素敵ですよね。なので、注ぎ方やグラスによってビールの味が変わることを体験できるイベントをやりたいです。いろんなグラスを使い、いろんな注ぎ方を試してみることでビールの奥深さを感じられるはずです」[kikuちゃんさん]
まさにビール好き、サッポロビール好きならではのアイデアでした。

「ビール片手に昭和の遊び。ベーゴマ」企画 Presented by 飛ばないトンビさん
飛ばないトンビさんは、コンセプトからターゲット、期待される効果まで、詳細なプレゼン資料を作成して提案してくれました!
「コンセプトは『乾杯と回転で心を繋ぐ夜を』。ターゲットは、昭和レトロに興味のある20代から70代、そしてビール好きの大人です。シンプルなルールのベーゴマは、お酒を飲みながら楽しむのにぴったり。サッポロビールのオリジナルベーゴマも作って開催したいです。このイベントに期待される効果としては、ビールブランドのイメージ向上やSNSによる拡散効果です」[飛ばないトンビさん]

この熱意あふれるプレゼンに対し「心震えました」と[わかさん]。

[飛ばないトンビさん]の企画書を見て驚くふたり。

どの企画も、ただアイデアを提案するのではなく、トレンドやサッポロビールらしさを意識したり、実際の購買にまで配慮したりしていることが伝わりました。スタカンメンバーならでは企画で、チャット欄もとても盛り上がりました。

スタカンには心強い仲間がたくさんいる

イベントの最後に、運営チームから参加者の皆さんへ感謝の言葉が贈られました。

「下半期に向けて、今回の意見を参考にしながら新しい企画をどんどんお届けしたいと思っています。実は、もう2026年の企画も考え始めています。今後も皆さんと長くお付き合いできるよう、色々なことにチャレンジしていきます。

そして、皆さんのアイデアを聞いて改めて幸せだと感じました。心強い仲間がたくさんいることが改めて分かり、これからもこのファンコミュニティを一緒に盛り上げていただきたいです。ぜひ引き続き、サッポロビールを愛してくれたら嬉しいです」と[わかさん]。


締めくくりの乾杯は、「サッポロスターカンパニー」を略して

「カンパーイ!」

「スタカン!」

と声を合わせ、イベントは結びとなりました。

※全員写真

サッポロビール好きの皆さんへ
「スタカン」へ参加してみませんか?

いかがでしたでしょうか。今回のイベントを通じて、「スタカン」の多彩な魅力をお伝えできたなら嬉しいです。また、「参加してみたい」と思った方もいるのではないでしょうか?スタカンでは、今回のようなオンラインミーティングの他にも、オフラインでの交流イベントや、アンケートに答えてプレゼントがもらえる業務依頼など、さまざまな企画を実施しています。ぜひスタカン公式サイトの「業務依頼一覧」ページをチェックして、コミュニティに参加してみてくださいね。

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(文・写真=田原奈奈)

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