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父の日は、親子で語ろう。
二代にわたって居酒屋経営を行う父と息子の思い

今年の父の日は、6月19日。この記念日を機に、改めて父と子で語り合うのはいかがでしょうか? 今回、ご登場いただくのは、「汁べゑ」など人気居酒屋を経営する楽コーポレーションの設立者であり社長の宇野隆史さんと、その後を継ぐ長男の雄大さん。

お二人がお店にかける思いとは? そして父から見た子、子から見た父の姿とは……? 同社創業の地である東京・経堂で、『ヱビスビール』を手に語っていただきました。

始まりは5坪の居酒屋。創業地で親子が語り合うということ

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昔ながらの商店街と、美しく整備された近代的な駅を擁する経堂の街。この地で1979年に産声を上げたのが、隆史さんが初めて手掛けた居酒屋「くいものや楽」です。5坪から始まったというこのお店は、今の居酒屋文化に大きな影響を及ぼしてきました。

隆史さん「ちょうど、彼(※雄大さん)が生まれる1年前だね。当時はお金がなかったから、ベニヤ板と障子紙を貼った店で。メニューを貼っても雨が降るとはがれちゃうから、筆で書くようになったんだ」

雄大さん「小さいころのことは、なんとなく覚えているんですよね。幼稚園のとき、カウンターの端っこで卵かけごはん食べながらお客さんたちを見て、“楽しそうだなぁ”“早く飲みたいな”って思った記憶があります。さすがに当時のお客さんはいないけれど、小さいころ親御さんに連れられていた方が、“飲める年齢になったから戻って来ました”っていらっしゃったり」

隆史さん「やっぱりうれしいですよね、そう聞くと。で、自分が年取ったなぁと改めて思ったりして」

今回のように、親子共演でメディアに登場するのは初めてというお二人。こうして語り合うことについては、異口同音に「照れくさい」と言います。

隆史さん「それでも同じ仕事に携わっているから、普通の親子よりも話をする機会も多いんだよね」

雄大さん「照れくさいけど、楽しみでもありました。一緒に飲むことが多いので、親子兼飲み仲間って感じですね。で、仕事の話も織り交ぜながらアホな話もするんだけど、その半分くらいはどっちも覚えていない(笑)」

隆史さん「振り返ってみると、二人ともちゃんと真剣に話しているんだけどね。でも、そのうち本音を言うようになって、ケンカになるっていう(笑)」

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