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厳しい冬を超えて古里ぶどう園に春がやってきました!
今回は3~4月の長野古里ぶどう園から、ぶどう樹や作業の様子をお届けします。今年の1月は長野県北部を中心に雪が多く、交通が乱れるなど生活に大きな影響が出ました。
(今年1月の古里ぶどう園の様子)
そんな厳しい信州の冬もやっと峠を越えて、ぶどう園周辺は春らしい気候になってきました。
朝晩はまだ少し寒いですが、昼間はぽかぽか暖かい日が多くなりました。
春が近づくこの時期、ぶどう園では「結果母枝の誘引」という作業をします。
冬の間に剪定した結果母枝(ここから新しい枝が伸びて、この枝に実がつきます)をワイヤーに固定し、芽吹きに備えます。
★こちらは垣根仕立てのシャルドネ種の誘引作業★
★こちらは棚仕立てのリースリング種の誘引作業★
古里ぶどう園の棚仕立てぶどうは、枝の固定にテープを使って作業効率をアップしています。
暖かくなってきたおかげか、スタッフからも自然と笑顔がこぼれます。
そして、気温が上がってくると、ぶどう園に春の知らせがやってきます。
ぶどう樹が「水揚げ」を始めました!
水揚げは、ぶどう樹が冬の休眠から目覚めて活動を始めたサインであり、ぶどう園に春がやってきた知らせでもあります。
ぶどう樹の活動がスタートすれば、このあと結果母枝から芽が出て、葉が開いて、枝が伸びて、花が咲いて…と、樹の成長はぐんぐん進んでいきます。
私達ぶどう園スタッフの仕事は、ぶどう樹が力を最大限に発揮しておいしい実をつけてくれるように、樹の活動をサポートすること。
私達にとってもぶどう樹にとっても、春は1年のスタートを切る大事な時期です。
古里ぶどう園は今年も良質なぶどう作りに挑戦していきます。ご期待ください!
長野古里ぶどう園 石原 大輔
★サクラアワードで金賞を受賞!スタッフの愛情がいっぱい注がれた
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