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湖畔を染めるサンゴ草と、いくら丼の妙味。
9月中旬になると、北海道網走市の能取湖畔は真っ赤な絨毯で覆い尽くされたようになる。秋に濃緑色から紅紫色に変化するアッケシ草の大群落があるからだ。茎や枝の色がこのように変化することからサンゴ草とも呼ばれるが、その規模はなんと約3万8000㎡(卯原内)にもおよぶ。東京ドームの全体よりも小さいが、野球グラウンド面積の約3倍といえば広さが想像できるのではないだろうか。鮮やかな深紅に視野が圧倒されて、思わず息を呑むような絶景なのである。
こちらは“ヱビスマガジン”の記事です。