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OTOAJITO:キュウソネコカミのヤマサキセイヤさんがご来店♪

キュウソネコカミは今年でメジャーデビュー10周年。先日はライブイベント「黒ラベルFES SPECIAL LIVE 2024」にBLUE ENCOUNT、04 Limited Sazabysと共に出演し、会場を盛り上げました。

さて、そんなキュウソネコカミのボーカル・ギター、ヤマサキさんは和歌山県出身。高校時代にはGOING STEADYやガガガSPなど青春パンクを好んで聴いていたそうです。「高校生の時はどちらかというと優等生というか、親に文句を言われないようにめっちゃ勉強するタイプやったんですけど、大学に入って親元を離れた瞬間に、自分のやりたいことをやってみようと思って軽音楽部に入りました。髪めっちゃ伸ばして、ピチピチの服着て、典型的なロックアーティストの姿をマネしてましたね。」

しかし、ヤマサキさんが所属していた軽音楽部にはヤマサキさんと同じような人はあまりいなかったそう。「学校からお金を出してもらえるような部で、ジャズをやっている人がいたり、ビッグバンドもいたりして、僕みたいなパンクな感じの人はいなかったんですよ。だから全く音楽は出来なかったんですけど、音楽よりパフォーマンスで勝つことに命をかけていました。」 そのおかげか先輩のバンドからボーカルとして誘われ、2年生の頃には、出場するには厳しい審査があったという学園祭にてパフォーマンスをすることが出来たそうです。

そんな中、あるバンドとの出会いがヤマサキさんの音楽観を一気に変化させたんだとか。「アークティック・モンキーズですね。先輩がコピーをしているのを見て知ったんですが、彼らの初期はギターの単音リフを主体に曲を作っていて、今まで僕が聴いてきた音楽と革命的に違ったんです。これマネ出来るんじゃないか、これだったらもしかして、曲作り出来るんじゃないかって思ったんですよ。そして同時にパワーコードっていう存在も知るんです。アークティック・モンキーズを知らなかったら、本当にバンドをやらずに就職していたと思います。」と語りました。

キュウソネコカミ結成後しばらくは、インディーズで活動をしながらバイト生活を送っていたというヤマサキさん。その頃によく聴いていた音楽として挙げたのは、The Mirrazとthe telephonesでした。「The Mirrazは僕がやりたいことを先にやっていたというか、アークティック・モンキーズっぽいセリフに、日本語を早口で乗せていて、憧れましたね。めちゃくちゃライヴにも行っていました。the telephonesはシンセサイザーの音が新鮮でしたね。
キュウソネコカミの前身バンドはThe Mirrazの色が強くて、キュウソネコカミになった時に、The Mirrazとthe telephonesの素を両方入れるというイメージでやりました。」とキュウソネコカミが奏でるサウンドのルーツとなった2バンドを紹介しました。

バイト先の焼肉店では9年も働いていたとのことですが、居心地は良くなかったそう。「店長がヤバい人で、700日ぐらい休まずに働いているんですよ。その理由が、その店長がバイトから嫌われていて、店長もバイトのことを信用していないから、自分がいない時に何かあったらどうしようって考えているからなんです。それで休んでないからだと思うんですけど、手の皮が尋常じゃなく厚い。漂白剤も強い洗剤もダメージ無しで、極めつけは燃えている網を素手で掴んでました。」と驚きの
エピソードを話しました。その後、新たに来た店長もズボラな人だったらしく、まかない以外はあまり良い思い出は無いそうです。

さて、今年メジャーデビュー10周年を迎えたキュウソネコカミですが、番組後半の冒頭では、インディーズ時代とメジャーになってからの姿勢の違いについて伺いました。

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