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伝説のホップが生まれた日を祝う定例イベント「ソラチエース誕生祭2023」、9月5日に開催!! 【後編 】
2019年からはじまった「ソラチエース誕生祭」が、今年も無事開催されました。2020年からは新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの開催が続いていたこのイベント。今年はその第1回以来となるオフラインに、オンライン配信を組み合わせての開催となりました。会場となったのは、東京・丸の内にある三菱ビルの地下1階、「GASTRO-PUB COOPERS(クーパーズ) 丸の内二丁目店」。2回目となる今回の【後編】は、まだまだ続く元プロ野球選手の杉谷拳士さんの熱いトーク後半戦からスタートです。
旅のはじまりと終わりに飲める店「BEER STAND SORACHI」
ポッカサッポロのレモンアンバサダーを務める元プロ野球選手の杉谷拳士さんは、北海道上富良野町のホップ農園とともに作ったホップエキスを使用した「北海道富良野ホップ炭酸水」をご紹介してくださいました。しかし、熱量高い杉谷さんのトークはまだまだ終わりません。続けて、JR札幌駅改札内に9月1日から期間限定でオープンしている「BEER STAND SORACHI」のフードメニューも紹介してくれました。なんと杉谷さん、先日はオープン仕立てのBEER STAND SORACHIへ行き、仕事抜きに1時間半も飲んでいたとのこと。
紹介されたのは、「サーモンのひと口とば」「北のおかき オホーツクの塩」「かるサク昆布 塩味」「ツブ貝やわらか小樽煮」の4品。これらは道産素材を用いたプロダクトを通じて北海道の魅力を伝える「北海道四季マルシェ」のプライベートブランド「DO3TABLE」の提供です。どれも商品名からしてSORACHI 1984にぴったりであることが想像できますが、試食をしながら聞かれる杉谷さん、ジャンプ中澤さんのコメントからは、その想像が真実であることがうかがえます。
樽出しのSORACHI 1984が飲めるだけでなく、ペアリングもばっちりなこれらフードメニューも楽しめるBEER STAND SORACHI。杉谷さん曰く、「(JR札幌駅構内にあるBEER STAND SORACHIは)旅のはじまりと終わりに飲める」のが魅力だそうです。札幌駅にお出かけの際はぜひお立ち寄りください。
■BEER STAND SORACHI
所在地:JR札幌駅改札内(札幌市北区北6条西3丁目)
営業期間:9月1日~2024年夏頃(予定)
営業時間:11:30~21:30(予定)
※オープン初日(9/1)は15時からの営業
席数:10席(スタンディングのみ)
一度手に取ったら世界が変わるビール「SORACHI 1984」
杉谷さんとジャンプ中澤さんのフード紹介はまだ続きます。「FOOD Pairing with SORACHI 1984」として、SORACHI 1984を提供する飲食店から集められた、各店自慢のフードメニューが紹介されていきました。
まずは会場となったGASTRO-PUB COOPERS 丸の内二丁目店の「ムール貝のSORACHI蒸し」。文字通りSORACHI 1984を使ってムール貝を蒸したもの。もちろんSORACHI 1984があわないわけがありません。杉谷さんはそのマッチングを「北海道日本ハムファイターズと新庄監督くらいぴったり」と表現しました。
続いて紹介されたのは惠比壽ビヤホール「山形豚のポルケッタ」。こちらはお肉にかけられたソースにSORACHI 1984が使われているとのこと。ふんわりやわらかく、またしっとりと仕上げられたお肉は、杉谷さんによれば「西武ライオンズの源田(壮亮)選手の守備くらい柔らかい」そうです。
そして3品目はかこいや 銀座七丁目店の「道産三種のチーズピザ」。ひとくち食べただけで、口のなかに北海道産チーズの香りが「すわーっと広がる」(杉谷さん)といい、さらにガツンとくるボリュームもあるとのこと。どらくらいガツンとくるかといえば、「北海道日本ハムファイターズ万波中正選手のホームランくらいガツンとくる」と杉谷さん。
わかるような、わからないような……。味のたとえに無理矢理野球を持ち込むなんとも微妙な表現が出るたびに、会場内からは笑いが起こっていました。
最後にコメントを求められた杉谷さんはSORACHI 1984を「一度手に取ったら世界が変わる。自分も変わる。そんな味」とちょっとまじめに表現。ジャンプ中澤さんにうながされ、「ソ“ラ”ーチ!」と乾杯の音頭を取ってステージをあとにしました。
ツージーこと辻本美博さんのミニライブで盛り上がる!
さて、ソラチエース誕生祭もいよいよ佳境に突入です。ジャンプ中澤さんが次に紹介したのは「つーじー」こと、クラリネット&サックス奏者の辻本美博さんです。昨年2022年にSORACHI 1984のTVCMを制作した際、音楽を担当されたのが、この辻本さん。もともと辻本さんがSORACHI 1984をご愛飲してくださっていたことを新井が聞きつけ、コンタクトを取ったことがご縁のはじまりです。
辻本さんがSORACHI 1984のTVCM用に書き下ろした曲「Tailwind -帆風-」は、iTunesのジャズソングランキングの1位を獲得したほか、CDが発売された際には、タワーレコードのジャズ予約ランキング、販売ランキングでも1位を獲得。大きな話題を呼びました。
そんな辻本さんは「あいさつ代わりに」と、2021年に発売されたソロデビューアルバム「Vermilion」から、タイトル曲「Vermilion」を1曲目としてチョイス。軽快でキャッチーなメロディと超絶テクニックによるクラリネットの演奏。手に触れられるくらいの距離でこんな演奏を生で聴けたのは、個人的に役得としか言いようがありません。
もともと味が好きでSORACHI 1984のファンになったという辻本さんですが、ソラチエースが辿った数奇な運命と、SORACHI 1984誕生のストーリー、さらに「冒険しよう。」というそのテーマにも心を奪われたと言います。そんな辻本さんは、POLYPLUSというインストゥルメンタルバンドでも活動していますが、POLYPLUSは今年、新たに「5年後の2028年に武道館公演を実現する」という目標を掲げ、そこに向かって挑戦をはじめたのだそうです。
2曲目に辻本さんが演奏したのは、POLYPLUSが音楽を担当した2022年放映のテレビドラマ「クロステイル 〜探偵教室〜」のメインテーマ「close tail」。クラリネットをサックスに持ち替えての演奏です。
続く3曲目。「この1曲だけでいいので」と会場内のお客様に起立を求め、「東京駅を揺らそう!」とはじまったのは「wake me up」という今までの2曲にも増してパワフル&ダンサンブルな縦ノリの曲。会場内の熱気は最高潮に達します。その後、再びクラリネットに持ち替えてSORACHI1984のTVCMソング「Tailwind -帆風-」と継ぎ、会場内のお客様に惜しまれつつも辻本さんはミニライブを終えたのでした。
最後はやはり乾杯で閉幕! ソ“ラ”ーチ!!
楽しかったソラチエース誕生祭も、いよいよ閉幕の時間となりました。最後にまた乾杯で終わろうと、ジャンプ中澤さんが新井に呼びかけます。
それを受け、新井は「今年もこの日を仲間とともに無事に迎えられてうれしい。SORACHI 1984はこれからもどんどん広げていきます。仲間も増やしていきます。その旅路にぜひ皆さんも加わってくれるとうれしいです。
来年の9月5日はもっともっと大きな規模でソラチエース誕生祭を開きたいと思っています。皆さんぜひついてきてください」とゲスト、そして配信をご覧の皆さまに語りかけました。
「ソ“ラ”ーチ!」
こうしてこの日もう何度目かもわからない乾杯を持って、今年のソラチエース誕生祭は終了となりました。
終了後、イベントに出演されたかたがたに感想やコメントをうかがったので、それを紹介させていただきます。
●「想いがひとつになる瞬間が感じられた」書家 小杉卓さん
真っ白い紙に筆がつく瞬間に、会場内の皆さんが息を呑んで見つめてくださり、意識がひとつにギュっと集まるのを感じながら書くことができました。皆さんの“気”というか、想いがひとつにまとまり、紙面にぎゅっと凝縮されたような瞬間を体験できたことは自分にとって得がたいものでした。無音のなか、みんなが意識を共有できたあの瞬間は、「リアルに優るものはない」と感じた一瞬でもありました。来年もぜひリアルで開催され、参加させていただけることを願っています。
●「SORACHI 1984に対する想いや情熱が空間に満ちていた」杉谷拳士さん
僕が想像した以上に「熱い会になった」と感じました。SORACHI 1984に対する皆さんの想いや情熱がこの空間に広がっていました。SORACHI 1984をきっかけに人との出会いが生まれ、そこに参加させていただけたことがとてもうれしいです。今後ともぜひ参加させていただきたいですね。
●「会場全体からSORACHI 1984への想いが感じられる最高の夜」クラリネット&サックス奏者 辻本美博さん
僕はもともとSORACHI 1984が大好きで、無観客の頃から誕生祭に参加させていただいています。このイベントは関わってる人たちすべてからSORACHI 1984のことが好きだとわかる熱量が感じられるんですが、今回は会場にいらしたお客様からもまた同じようにSORACHI 1984に対する愛が感じられて最高でした。類は友を呼ぶというか、SORACHI 1984を中心にとても素敵なコミュニティが生まれ、結果として最高の場を作られていることが実感できました。それと、自分の出番ではないときに、ステージとお客さんを見渡しながらニコニコしている新井さんの姿には痺れました。新井さんが目指すものが見えた気がしましたし、だからこそこんな最高のチームが生まれるんだな、と。これからもぜひこのチームに関わらせて欲しいと思いました。
●「会場から伝わる温度感や雰囲気の大事さを感じた」実演販売士 ジャンプ中澤さん
皆さんの「おいしいよね」「うれしいよね」「たのしいよね」という感情を近い距離でリアルに感じることができて、何よりもそれがうれしかったです。配信はより多くの人と場を共有できるメリットがありますが、やはりこちらへのリアクションがコメントという形でしか得られません。会場のお客様たちから伝わる温度感や雰囲気といった、五感で得るものの大事さを今回、ひしひしと感じましたね。それと、SORACHI 1984は本当に愛されているビールなんだとすごく実感できました。
●「ビールが果たせる役割や可能性はまだ無限にある」SORACHI 1984ブリューイングデザイナー 新井健司
ビールって人と人をつなぐ飲み物で、こうやってリアルな空間に集ってみんなで楽しむのが本来の姿だと改めて思いました。小杉さんの書道パフォーマンスのときや、辻本さんの演奏のときなど、スタッフも含めたこの会場にいるみんなが一体になったあの感じって、やっぱりいいですよね。こういう一体感を得られる体験、瞬間を求めている人って、たくさんいると思うんです。そのときにビールが果たせる役割、可能性ってまだまだ無限にあると思います。今後も何かに変に迎合するのではなく、SORACHI 1984らしさを失うことなく、やるべきことをやっていきたいと改めて強く感じました。
4人のSORACHI MEMBERSもスタッフとして活躍
このソラチエース誕生祭では、SORACHI 1984を愛するお客様の代表「SORACHI MEMBERS」の4名が、会場スタッフとなって働いてくれていました。4人のMEMBERSは、遠くは大阪から駆けつけてくれたサッポロのビールをこよなく愛するかたや、ボランティアとして誕生祭に参加するのがこれで3年目のかたなど、まさにSORACHI 1984のファン代表に相応しい熱意を持ったかたばかり。
まさに新井が言う「仲間」です。
たとえば「伝説のホップ」という言葉にひかれてSORACHI 1984を飲み、その香りに惚れ込んでくださったかたや、北海道出身でソラチエースが育つホップ畑を訪れたときの驚きがSORACHI 1984を応援するきっかけとなったかたなど、住んでいる場所も、MEMBERSになろうと思ったきっかけも、皆さんバラバラ。でも、「好きになったSORACHI 1984というビールを応援したい」という熱い想いは皆さんから等しく伝わってきました。
このソラチエース誕生祭だけでなく、SORACHI 1984に関係するイベントでは、けっこうな確率でこうしてMEMBERSのかたがたにご協力いただいています。お客様といっしょになってブランドを盛り上げていくというスタイルもまた、他のブランドには見られない、SORACHI 1984ならではの特長と言えるでしょう。
この記事をお読みになったSORACHI 1984ファンのかた、ぜひあなたもMEMBERSとして活動してみませんか?
■会場となったお店はこちら
【GASTRO-PUB COOPERS(クーパーズ) 丸の内二丁目店】
所在地:東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビルB1F
JR東京駅 徒歩2分/地下鉄千代田線 二重橋前〈丸の内〉駅徒歩1分/日比谷駅 徒歩6分
(文・稲垣宗彦、写真・志田彩香)