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グランポレール甲州<モンイストワール>1999への想い ~岡山ワイナリーより~

    1999年と聞いて、皆様は何を想像されますか?
    この年は、各業界でも色々な出来事がありました。
    東京都知事が、石原慎太郎氏に、宇多田ヒカルが鮮烈デビュー、映画アルマゲドンがヒットなど・・・
    当時の日本ワイン業界では新酒がブームでした。
    甲州の仕込解禁日から新酒発売日が決まっていたこともあり、スケジュール的に厳しい状況でした。
    (現在は仕込解禁日はありません。)
    1999年は天候にも恵まれ、甲州は豊作かつ成熟もすばらしい年でした。
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    その中で特に品質が良かったロットを長期熟成したワインが
    「グランポレール 甲州<モンイストワール>1999」です。
    私も、当時の仕込に関わっていました。
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    このワインは、長期熟成を目指して空気に触れないようにタンク満量入れ、
    温度も一定に保って貯蔵していました。
    当初は10年の熟成を目標としていたのですが、結果的には15年間もの熟成を経て
    2014年に岡山ワイナリー30周年記念ワインとして少量を限定品として発売しました。
    私たちが大事に大事に熟成したワインであり、このワインの発売は醸造家としての自分の道のりを振り返ることができるワインの一つです。作りたいと思ってもそう簡単につくれるワインではありません。そう思うととても感慨深いです。
    お客様の反応も上々で、品質的にも日本ワインコンクール 甲州中甘口部門で部門最高賞(銀賞)を
    受賞するなど評価頂きました。

    そこで、もっとお客様にご提供できるよう、750mlびんで再発売となりました。
    このロットは先日のSAKURAアワードでダブルゴールドを受賞し、さらに品質にも磨きがかかっています。
    まさに歴史を感じるワインですね。
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    味は中甘口タイプですが、当時の甲州はこの味が主流であり、
    お試しされたお客様は「なつかしい甲州のタイプ」との声も頂いています。
    1999年からの歴史を振り返りながらお楽しみ頂ければと存じます。
    話しは変わりますが現在岡山ワイナリーでは、グランポレールの2015年ヴィンテージの充填が進んでいます。
    岡山ワイナリーでは3産地のぶどうから製造していますが、簡単に2015年ヴィンテージの品質を紹介します。
    山梨は収穫期の天候がやや不安定だったが概ね◯、特に甲斐ノワールは◎。
    北海道は天候も安定したヴィンテージで全体的に◯。
    岡山は2014年日照不足で苦労した年でしたが、2015年は天候も安定しており期待大◎。
    早いアイテムは、店頭へ並んでいますので、是非お楽しみ頂きたいです。
    近日中に出荷が始まっていく2015年ヴィンテージワインもご期待下さい。
    赤ワインは樽熟成中なので、もうしばらくお待ちください。夏前には出荷予定です。
    岡山ワイナリー 生産部 竹下 昌利

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