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ぶどう園に春がやってきました~安曇野池田ヴィンヤードより~
厳しく長い冬が終わり、ここ安曇野池田ヴィンヤードはすっかり春らしい気候になりました。ぶどう樹は冬の休眠から目覚め、活動を始めています。
樹液流動も始まりました。※樹液流動(水揚げとも言い、母枝の先端や枝の切り口から水が落ちだしてきます。最初は暖かい日だけその現象が見られますが、そのうち連続して水が落ちるようになります。ブドウの樹は土壌中の水分をたっぷり吸って、樹体に水分が満たされてから発芽を迎えます。)
一部のぶどう樹は芽がふっくらとしてきた様子で、芽吹きまであと少しと言ったところ。
この芽の中には、今年伸びる枝、葉、そしてなんとぶどうの房までもが、赤ちゃんのような状態で収まっています。
こんな小さなところに!びっくりです。
芽吹きがとても待ち遠しいこの時期ですが、ぶどう園では、それまでにしっかり準備をしておかなければなりません。
そのひとつが「結果母枝の誘引」という作業です。
垣根のワイヤーに枝を1本1本固定していくのはとても手間がかかりますが、良質で均一なぶどうを収穫しておいしいワインをお届けするため、メンバー一同、魂をこめて取り組みました。
これで準備万端、あとは芽吹きを待つばかりです。
今年はどんな良質なぶどうが収穫できるのか、今からワクワクしています!