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【後編】日々に寄り添う、特別な一杯。 季節限定ビールが紡ぐSTORY
サッポロビールから発売されている季節限定ビールは、その時々の季節に合わせたパッケージや味わい、ネーミングに込められた想い、発売までの秘話など、“個性”と“物語”がたっぷり詰まっています。そんなビールを飲めば、いつもの日常がちょっと特別なものに変わるはず。今回は、個性豊かなサッポロ季節限定ビールの魅力を、それぞれのビールを味わう特別な瞬間の物語と共にお届けします。あなたも季節限定ビールを飲んで、そのときだけの特別なSTORYを見つけてみませんか?
夫婦になって、はじめての冬物語

今年の冬は、これまでとは少し違う。
恋人として過ごした季節は終わり、私たちは夫婦として、初めての冬を迎えた。
ふたりで選んだ新居で、毎日を一緒に過ごす新鮮な喜びでいっぱいだ。
そんな新しい日々の中でも、毎年恒例の「冬のはじまりの儀式」は変わらない。
ぬくぬくのこたつ、湯気が立ち上るお鍋。そして、冬らしいパッケージを纏った「冬物語」。
恋人だった数年間、私たちの冬の始まりはいつもこのビールだった。初めて一緒に迎えた雪の日も、旅行先でも、どちらかのお家でも。缶を開けるたび、ふたりの冬の思い出が積み重なっていた。
「乾杯!」
夫は一口飲み、満面の笑みで話す。
「うん、これこれ。まろやかなコクがあって、冬が来たって感じがする」
私も一口飲んで、うなずく。
「そうだね。でも、今年は特においしいよ。だって、夫婦になって初めて飲む『冬物語』だから」
来年も、再来年も、その先もずっと。この季節が来たら、ずっと隣で、一緒に「冬物語」を飲みたい――そんな想いが胸に溢れる。
恋人の物語から、夫婦の物語へ。私たちの人生の新しいチャプターは、この「冬物語」と共に、きっと、ずっと、続いていく。
●What’s 冬物語?
冬だけの贅沢な味わいとひと時。


1988年に日本初の季節限定ビールとして発売して以来、30年以上愛され続けている冬の定番ビール「冬物語」が今年も登場。小麦麦芽を一部使用した、滑らかな口あたり。さらにザーツ産の最高級ファインアロマホップを増量することで、上質な香りとコクを引き立てました。まろやかなコクとキレの良い後味は、冬の味覚に良く合います。
今年のパッケージは昨年好評だったデザインをベースに、より直感的に冬を感じるパッケージへ。裏面にはイラストを入れ、暖炉のぬくもりと共に味わう贅沢な一杯を表現しています。
この季節にしか出会えない「冬物語」ならではの贅沢な味わいをお楽しみください。
【冬物語のニュースリリースは、こちらを見る】
【冬物語が気になる方は、こちらを見る】
赤星が教えてくれる、大人の流儀。
僕を少し大人にした、一杯の赤星。
忙しない日々だからこそ、お酒は本当においしいものを飲みたい。そんな気持ちは年々強くなる。
金曜の夜。前から気になっていた、路地裏にある赤提灯の店。
少しの勇気を振り絞って、その暖簾をくぐった。
「いらっしゃい」と店主。カウンターだけの小さな店だ。
常連らしき男性が、メニューも見ずに呟いた。「赤星もらおうか」。
その響きが、なんだか心地よく残った。
「赤星」。サッポロラガービールのことだ。
「お客さんは?」と店主に促され、無意識に口を開いていた。
「あ、じゃあ……俺も、赤星を」
グラスに注いだ黄金色の液体。厚みのある飲み口が、うまい。
そして、何気なく出された肴もうまい。
隣の男性が、小さく会釈をしてきた。
「いい店でしょ、ここ。派手さはないけど、ちゃんとうまいんだ」
心地よい余韻に包まれた帰り道。
コンビニに寄ると、さっきまで眼の前にあったラベルを見つけた。
缶の赤星だ。なんだ、こんな身近にあったのか。
次あの暖簾をくぐるときは、もっと堂々と「赤星で」と頼めるはずだ。
●What’s サッポロラガービール?
現存する日本最古のビールブランド
ラベルに輝く赤い星から、「赤星」の愛称で親しまれる「サッポロラガービール」。 1877年にサッポロビールの前身である開拓使麦酒醸造所から発売された、現存する日本で最も歴史あるビールブランドで、長きにわたり多くの飲食店で愛され続けてきました。ラベルに冠した赤い星は、サッポロビールのルーツである北海道の開拓使のシンボル北極星を表しており、誕生当時から変わることなく受け継がれています。
飲食店を中心とした瓶ビールのみでの展開ですが、数量限定で缶が登場。今年のデザインは、「サッポロラガービール」ならではの酒場シーンをあしらっているので、ぜひ注目してください。
熱処理ビールならではのしっかりとした厚みのある味わいで、ビール好きに支持され続けている「サッポロラガービール」。ご自宅にいながら、まるで酒場にいるような気分で、グイッと一杯楽しんでみてはいかがでしょうか。
【サッポロラガービールのニュースリリースは、こちらを見る】
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夏の夜の宝物、銀座ライオンビヤホール スペシャル
蒸し暑い夏の夕暮れ、賑やかなビヤホールの扉を開けた。
今日は、年に一度の恒例行事、同窓会の日だ。
「おーっ、久しぶり」「元気だったか」「早く乾杯しよう!」
顔を見ればすぐにあの頃に戻れる仲間たち。
大学時代から変わらない笑顔、少し貫禄のついた顔、
それぞれの人生を歩んできた証がそこにある。
黄金色の液体が喉を潤し、乾いた心に染み渡る。
仕事のこと、家族のこと、昔の思い出話。話題は尽きず、笑い声が絶えずあふれた。
同窓会はあっという間に終わってしまって名残惜しいけれど
この夏は、ビヤホールの生を家でも味わえる。
仕事で疲れた日、銀座ライオンビヤホール スペシャルを飲むたび
仲間とのビヤホールの思い出が蘇り、明日への活力をくれるのだ。
来年の再会を楽しみに待ちながら、夏の夜が終わっていった。
●What’s サッポロ 銀座ライオンビヤホール スペシャル?
老舗ビヤホールである「銀座ライオン」監修の特別醸造ビール
日本最古(※1)のビヤホール「銀座ライオン」監修により、ビヤホールで飲むあの生ビールの美味しさを徹底的に追求。爽快で飲み飽きることない飲み口で、ほのかな香ばしさとほどよい苦みの絶妙なバランスの味わいが特徴です。
ビヤホールでの乾杯をイメージさせるイラストや、歴史や伝統を感じるデザインにも注目を。ビールを愛するすべての方へ、ビヤホールで味わったあの至福の乾杯をご自宅へお届けします。
※1:銀座ライオンの前身である、惠比壽ビヤホールの開店日が1899年8月4日で日本最古のビヤホールにあたる。
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プロフィール
oyumi(おゆみ)
静岡県出身、平成生まれのイラストレーター。
漫画も描いてます。
毎週火曜にPodcastにて「東京トホホ」配信中。
クレジット:
illustration_oyumi
Text_ Nana Tabara
Edit_Nana Tabara,Tenji Muto(amana)
