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作家たちの呑み話 File No.3北九州出身の作家さんも唸らせる新宿の名店で赤星がすすむ!「博多小皿鉄板 べっぴんしゃん」
赤星の香りを楽しめるようグラスはフルート型!
小説家二人がリレー形式で、作品・執筆について赤星を交えて語っていく新企画。綺羅星のような物語はどのように生まれたのか? 心を揺さぶる言葉はどう紡がれていったのか?二人の間にはいつも美味しい料理と赤星があります。
第2回は、第1回に登場した凪良ゆうさんはそのまま、お相手は多崎礼さんから町田そのこさんにバトンタッチ。
町田さんは2021年本屋大賞受賞の代表作『52ヘルツのクジラたち』が実写映画化され、今年3月より絶賛公開中。
原作者として全国各地の映画館で舞台挨拶に参加し多数の締め切りも抱えるなかで、「凪良さんと赤星が飲みたい!」という一心でこの日福岡から上京していらっしゃったのでした。
初対面はリモート飲み会 開始5秒でベロベロ!?
この日のためにビールジョッキのピアスで来てくれた町田さん
町田 今日はガッツリ飲むぞって気合いを入れてきました。イヤリングもビールジョッキです。
凪良 ホントだ! 私も準備万端ですよ。昨日いっぱいお酒を飲んだので、まだ酔いが残ってる状態ですもん(笑)。
町田 私も、さっき羽田空港の蕎麦屋でビールを飲んできました。普通にそばと天ぷらをつまみに、中ジョッキをちょっと1杯だけ。
凪良 今から飲もう食べようって企画なのに、どうしてそんな暴挙に出るんですか(笑)。とりあえず赤星で乾杯しましょう!
二人 かんぱーい。おいしい!!
凪良 町田さん、ビール党ですよね。
町田 ビールしか飲まないんですよね。ビール以外を混ぜると、途端に絡み酒になる。
凪良 そういう姿も見てみたいけど(笑)。
町田 やめた方がいいと思います(笑)。私、それこそ赤星とか、昔ながらのビールが好きなんですよ。最近のビールって、ちょっとフルーティーだったり、酸味が強かったりするじゃないですか。コーヒーもそうなんだけど、昔ながらのストロングタイプのやつが一番なんです。
凪良 赤星は、家の近所に好きなラーメン屋さんがあって、そこに置いてあるからよく飲むんです。
町田 私も行きつけのうどん屋さんでいつも飲んでいます。そのお店、もつ鍋うどんが美味しいんですよ。そこに乗っかっているもつとごぼ天でビールを飲んで、シメでうどんを食べるんです。
凪良 もしかしてそのお店、「資(すけ)さんうどん」?
町田 よくご存知で。北九州住民のソウルフードなんですよ。北九州住民は全員、「資」の字を「すけ」と読めます。
こちらは“赤星★探偵団”の記事です。