CATEGORY : 食べる
「#横丁酒場最強おつまみ決定戦」
横丁酒場をこよなく愛する料理男子たちの戦い
赤い提灯に誘われて、ふらりと入った横丁酒場。
ビールかサワーか。お気に入りのおつまみと共に、最高に幸せな時間が始まる。
『横丁酒場最強おつまみ決定戦』
横丁系最強のおつまみは何か。永遠の論争を招いたこの難問。
横丁酒場を代表する、「サッポロラガー」と「男梅サワー」の限定品の発売を祝し、遂にこの論争に終止符が打たれる。。。!
そんな壮大な戦いの傍ら、ここでも小さな戦いが行われていた!
これは横丁酒場をこよなく愛する、サッポロビールが誇る料理男子2人が、ただただそれぞれの自宅で「横丁酒場」を楽しむだけのお話である。
・サッポロラガーブランドサイトは コチラ
・男梅サワーブランドサイトは コチラ
・横丁酒場最強おつまみ決定戦キャンペーン詳細は コチラ
■登場人物紹介
〇栗原 正幸
サッポロビールで中四国エリアの小売店営業を担当。
一番好きなのは家族。二番目が横丁酒場。
モットーは「料理は愛です。」
〇塩見 大樹
サッポロビールで東海北陸エリアの小売店営業を担当。
横丁酒場を愛するあまり、たまに失敗をすることも。
ちょっとしたアイデアで、横丁酒場をお家で楽しむことに余念がない。
■横丁酒場 ~栗原正幸の場合~
「なんで、席についたらまず枝豆を頼むんだろうねえ。」ニンニクを刻みながら、栗原はつぶやく。
流石包丁さばきは手慣れている。すぐに鷹の爪、アンチョビも処理する。
―何となく、DNAに刻まれている気がします。仕事が終わって、馴染みの店の席について、本能的に「あ、枝豆食べたいって。」
「そうだね。スゴイ安直な答えかもしれないけど、結局最強おつまみは枝豆なのかもしれないね。」
しばらくして、沸騰する音。同時並行でお湯を沸かして生枝豆を投入。冷凍枝豆でも良いが生の方が断然美味しいらしい。間髪を入れずにニンニクの食欲をそそる匂いが香ってくる。ニンニクに色がついたら鷹の爪がはらりと投入される。
この工程は横丁酒場の鉄板「枝豆」とはかけ離れたイタリアン「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」の工程?
―何を作っているのでしょうか。
「アンチョビガーリック枝豆だよ。」
一瞬、ニンニクの香りが最高潮に達した瞬間を逃さず、細かく刻まれたアンチョビがフライパンにINした。
横丁酒場をお家で楽しむ秘訣は、愛を持って料理に接することだという。美しい黄緑色に茹で上がった枝豆とアンチョビソースを手際よく混ぜる。楽しい晩酌の1品目はこのようにして完成した。
―とっても美味しそうです。
「ありがとう!良かったら食べながら待っていて。」
油断してはならない。もう一品来るのだ。ポリ袋にて漬け込まれた鶏肉が取り出される。
…しかし、この枝豆美味しい。和と洋が良い塩梅に交わっている。枝豆は何にでもなれるのだろうか。これこそ横丁酒場の最強おつまみなのかもしれない。
「これは、既に味付けしてあるお肉だよ。」
先ほど作ったアンチョビガーリック枝豆をつまみながら栗原が答える。お家で楽しむ横丁酒場は自由だ。
―2品目は分かりました。横丁酒場界のメインディッシュ、「唐揚げ」ですね。
愚問だった。片栗粉をつけて、良い音を立たせながら唐揚げを上げていく。
ダメだ。さっき枝豆が最強ではと思ったばかりなのに、この音を聞くと心が弾んでしまう・・。
この人手間が愛なのか。なんと二度揚げまでしている。新鮮そうな葉っぱに盛り付けたら完成だ。
「唐揚げ完成!熱いうちに食べよう。」
冷蔵庫から、ラガーと男梅サワーを取り出して貰う。
ラガーを貰いプルタブを開ける。ラガーは現存する最古のビールブランドであり、知る人ぞ知る「赤星」の愛称で、横丁酒場で親しまれている。やっぱり唐揚げと赤星の愛称は最高だ。
これだけじゃないよと、タルタルが取り出される。もう、最高だ。
冷蔵庫から、しば漬けや大葉を取り出しては、細かく刻んでタルタルをアレンジしている。
「料理は愛」というのは何となく腑に落ちた気がする。横丁酒場は本当に自由だなあ。
■横丁酒場~塩見大樹の場合~
この男は、お買い物かごがよく似合う。手で持つのではなく、腕にかけるスタイルだ。夕飯前のラッシュが終わったころ、頃合いの今晩の「アテ」を探している。
鮮魚コーナーでお値引きされた「まぐろぶつ」を手に取る。迷いのない足取りで他商品もかごへと放り込む。
最後にお酒コーナーでサッポロラガーと男梅サワーを選ぶと、手早くお会計を済ませ、スタイリッシュなザックにネギを挿して帰宅を始めた。
―慣れていますね。
「大学時代からちょこちょこ料理していました。」
キッチンに先ほどの戦利品を嬉しそうに並べる。
「まぐろぶつってやっぱり醤油漬けが多いイメージがありますが、塩味でまとめたら面白そうですね。」
いつも小さなアイデアで、自分なりに横丁酒場を楽しむ工夫をしているらしい。
大葉をまとめて丸めて千切りにしていく。まぐろぶつと大葉とごま油、他調味料をザックリと混ぜ合わせていく。
ごま油ってなんでこんなにもいい香りなんだろう。横丁の酒場で匂ってくる香りだ。
「ここからが僕の工夫です。すだちを切ります。」
コロコロと濃い緑色のすだちを斜めに包丁を入れていく。そのようにすることで、断面がより美しく仕上がるとのこと。まぐろぶつの塩漬けだけでも新鮮なのに期待が膨らむ。お皿にもこだわっているようだ。混ぜ合わせた
まぐろぶつをプレートに乗せて、すだちを飾って一品目が完成した。
―随所にこだわりを感じます。
「ありがとうございます。どうせなら日々の晩酌も楽しみたくて、色々工夫しています。」
冷えた男梅サワーを取り出すと、氷を満杯に入れた専用の男梅サワージョッキに注いでいく。余ったすだちを男梅サワーに追いすだちしている。彼の横丁酒場は新鮮さと驚きでいっぱいだ。
「余った大葉を入れて、香り攻め にするのもいいですよ。」
もう脱帽だ。ジョッキ片手に立ち上がると、どうやら2品目に取り掛かるらしい。
「やきとりを作ろうと思います。みそ味のやきとり、食べたくないですか??」
普段横丁の酒場で頼むやきとりは、塩かタレ味が多い。おうちだからこそできる、おうちで横丁酒場気分を味わえる、そんなおつまみを作るとのこと。
取り出した調理器具はスキレット。8年愛用したフライパンが壊れたらしい。こだわりがある人は、モノを大事にする人だ。鶏肉の色が変わるまで焼いていく。
柚子胡椒×味噌×鶏肉 の組み合わせは絶対ということで、組み合わせた合わせ味噌を鶏肉に敢えて水気がなくなるまで焼いていく。
―味噌が少しずつ焦げていく匂いを嗅ぐと、いてもたってもいられなくなりますね。
そうこうしているうちに、味噌やきとりは完成した。
焼き鳥は、横丁酒場のエースといっても過言ないのではないか。
目の前に男梅サワーと味噌やきとりがある状況に幸せを覚える。
横丁酒場がある世界に生まれてきて良かった。心からそう思えた。
■気になるレシピはこちら
・・・編集後記
この記事を読んでくださった皆様は、お家で横丁酒場やってみたくなったのではないでしょうか。横丁系を代表するサッポロラガー、男梅サワーと共に、是非お家で横丁酒場をお楽しみください!
横丁酒場最強おつまみを決定できればと思いましたが、どれも本当に素晴らしいですね。永遠の論争を招いている理由がよく分かりました。
僕は全てのおつまみに1票です(笑)
筆者:ラガーブランドチームの中の人