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オイルサーディンの缶詰が「ご馳走」に様変わり!

プロのシェフたちが考案したロックダウンレシピ動画シリーズ「シェフズ・アットホーム」でシェルドン・シメオンが作った、シンプルで美味しいフィリピン料理3品をご紹介します。

手軽なパスタ料理からツナサラダまで、バラエティ豊富な料理を短時間で作れる魚の缶詰は、パントリーにストックしておきたい食材です。シェフのシェルドン・シメオンは、「シェフズ・アットホーム」で、フィリピンを代表するシンプルなごちそう「ププ」をサーディン缶を使って作りました。このレシピは、同氏の料理本「クック・リアル・ハワイ」に掲載されています。動画は3部構成で、この本からさらに「しし唐焼きのふりかけ&ドレッシング添え」とフィリピンの焼きそば「パンシット」の2品が登場します。この記事を読んで動画を参照すれば、3品の料理法をマスターできますよ!

サーディン・ププ

シメオン氏によると、ププとは「ハワイで食事の最初か途中でシェアする前菜または小皿料理全般」を指します。このレシピでは、彼が「世界一好きな食べ物の一つ」というサーディン缶を使います。始めにシンプルなレモンオイルとチリペッパーウォーターを作ってから、玉ねぎとサーディンを準備します。玉ねぎはできるだけ薄くスライスし、氷水にさらします。サーディン缶のオイルは使うので捨てないでください。

取り置いたサーディン缶のオイルをフライパンで加熱し、にんにくと唐辛子を入れます。にんにくが薄く色づいたらサーディン、しょう油、リンゴ酢を加え、よく混ぜます。完全に火が通ったら皿に盛り、軽く塩コショウをして、水切りした玉ねぎのスライスを載せます。仕上げにレモンオイルとチリペッパーウォーター、少量のあらびきコショウで味を調えます。

「これは失敗しようがない料理です」とシメオン氏。

しし唐焼きのふりかけ、ドレッシング、クリスピーキヌア添え

次はしし唐焼きです。まずは茹でてよく水を切ったキヌアを深鍋でカリカリに揚げ、キッチンペーパーを敷いたフライパンに移して油分を吸い取らせます。しし唐を上手に焦がすには、フライパンをアツアツに加熱してください。煙が出るかもしれないので、必ず換気をしてください。

しし唐が出来上がったら盛り付けです。しし唐を大皿にのせ、ドレッシングをかけ、ガーリックソルトと搾りたてのレモン汁で味を調えます。仕上げにふりかけと揚げてクリスピーになったキヌアをちらします。

「スモーキーな甘味を、ふりかけとクリスピーなキヌアの食感が引き立てています。完璧です!」とシメオン氏。

 

パンシット(フィリピン風やきそば)

この記事の最後を飾るのは「全てのフィリピン人にとって身近で大切な料理」というパンシットです。この料理には無数のバリエーションがありますが、シメオン氏が動画で紹介したのは父方の実家のレシピだそう。鶏肉、豚肉、海老に加え、しいたけ、人参、白菜などの野菜をたっぷり使っています。

まず最初に鶏肉、豚肉、海老と野菜の準備をします。続いて鶏ガラスープ、オイスターソース、フィッシュソース、唐辛子パウダー、粉末だしでソースを作ります。これで準備万端です。中華鍋か特大のフライパンに油を入れて加熱し、にんにくと肉類・海老を加えます。炒めながら少しずつ材料を足していき、最後に白菜とネギを入れます。全てを大皿に移したら、フライドガーリックをトッピング。レモンでも良いですが、もしあればカラマンシーのくし切りと辛いソースを添えて完成です。

この記事はFood & Wineのブリジット・ハリナンが執筆し、 Industry Diveパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされています。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comまで。

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