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安曇野のスタートは、モルゲンロート(朝焼け)から!
ここ安曇野は、信州・四大バレーの一つ、長野県のぶどう栽培の発祥の地とされている日本アルプスワインバレーに位置しております。
写真は、その象徴とされる北アルプスに、朝日が当たる極短い間だけしか見られないモルゲンロートと言われる現象です。
赤色に偏った太陽の光が、残雪をまといそびえ立つ北アルプスを照らす姿は壮観で、
神々しく、里の空気を凛とさせ、見る人の心を爽やかにして気分をリセットしてくれます。
新たな気分の中、今年も、安曇野での栽培作業を展開しております。
今回ご紹介する作業の内容は、年間の作業のなかでは最も重要な堆肥の投入作業と、剪定した枝の回収作業の状況をご紹介いたします。
◇堆肥の投入作業◇
最初にご紹介する作業は、堆肥の投入作業です。
約半年間圃場で腐熟させた堆肥を、樹の根域にワンスコップづつ施肥して行く作業です。
地道な作業ですが、土づくりには重要で開園以来、毎年欠かさず行っています。
◇剪定枝の回収作業◇
次にご紹介するのは、剪定枝の回収作業です。
今年は日本列島全域に寒波が広がり、全国的に雪の降る回数が多くなりましたが、
ここ安曇野は、寒波が北アルプス等によって和らげられ、積雪は平年よりやや少なめの
10cm前後に止まっています。
積雪時は、「敷物ソリ式」の方法で剪定枝の回収作業を行っています。
シンプルな方法ですが、雪面を利用しているため引っ張り易く、作業動線も短く効率的に進められる良法です(写真は斜面を下っていますが、登り方向も引っ張って行えます)。
残雪が無い時には、二輪車の両サイドに側板を添え、より多くの枝を積める様にして作業を行っています。
モルゲンロートにより心のビタミンを頂き、安曇野のメンバーは新たな気持ちで目標に向かって挑戦して行きます。
安曇野池田ヴィンヤード 栽培責任者 田中 亘
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